夏は、ダイエット目的でプールやスイミングに行って水泳を始める方も多いかもしれません。でも『水泳ダイエット』のことをよく知らずに「こんなに泳いでいるのに全く効果が現れない…!」「水泳が1番カロリーを消費する運動だと知って始めたのに…」と悩んでいませんか??それは水泳ダイエットの落とし穴に、はまってしまっているかも!!『水泳ダイエット』の正しい知識をご紹介します。
水泳ダイエットとは?
老若男女を問わず人気の高い運動のひとつである水泳は、消費カロリー・水圧・浮力・水温・水流などの面からダイエットに有効的と言われています。
水泳ダイエットの効果って?
水泳ダイエットでは、『シンクロナイズドスイミングの選手の食事が高カロリーであること』の例えや、『徒歩と水泳1時間当たりの消費カロリー』を引き合いにしての解説等が多く、また中には『体温より低い水温により身体の熱が奪われる為、身体が一生懸命エネルギーを燃やそうとする為に、水に浸かっているだけでもダイエット効果が高い』等という耳を疑うようなものまであります。
水泳ダイエットの陥りやすい罠
ここで皆さんに考えていただきたいのは、あなたはシンクロナイズドスイミングの選手のように1日の大半をハードな泳ぎをするのでしょうか?
身体は温まることによって燃焼機能が高まります。そしてクールダウンさせるために汗をかきます。
あなたは水泳のあと、汗が止まらなくなるほど暑くなりますか?このように、想像と現実のギャップが大きいにも関わらす『プールに入る=痩せる』と思ってしまいがちな罠が潜んでいます。
プールに入っただけでは痩せません
体温よりも低い水温で泳ぐ水泳は本来ダイエットには不向きなものです。
例えば、ダイビングのトレーナーなどはハードな仕事にも関わらず皮下脂肪のつきやすい体質の方が多く見られます。これは、長時間水に入る身体自身が体温を維持しようと脂肪を身につける為です。
プールに入ることによりダイエットをしたいなら、体温よりも高い、最低でも38℃以上のプールに入らなければなりません。
これからもわかるように、身体を冷やすことはダイエットにはマイナスの行為です。ですので、プールに入っただけで痩せることは出来ません。
水泳ダイエットを成功させるコツ
浮力・水圧・水流・抵抗力を利用して【持久力のある筋肉】を鍛えることが水泳ダイエットを成功させるコツです。
筋肉の鍛錬方法がわからない場合は、プロのトレーナーに教わりながら、陸上での筋力トレーニングと同時進行で水泳を始めることをおススメします。
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