明けましておめでとうございます。新年はどのように迎えられましたか?今年も年頭から『健康美人』になるべく、手を緩めず参りましょう!!とは言ってもやっぱりお節などのご馳走は頂きたいものです。そこで今回は、おせち料理で使う食材のダイエット効果や食べ方、食べ合わせについて解説いたします。
一の重でのおススメ料理
一の重には『祝い肴、口取り』と呼ぶ料理で「かまぼこ、栗きんとん、伊達巻き、田作り、黒豆、数の子、きんぴらごぼう」等を詰めます。おススメは断然【かまぼこ】ですね。
ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA/IPA)、マグネシウム、リン、カルシウムなどカラダに有益な栄養素がたっぷり。
カルシウムは脂肪の吸着を阻害する効果もあります。カルシウムの吸収率UPにはクエン酸です。旬のカボスやすだちをキュッと絞って頂きましょう。
二の重でのおススメ料理
二の重には『焼き物』と呼ぶ料理で「鯛や鰤などの焼き魚、海老をはじめとする海の幸」を詰めます。
おススメは何といっても『鯛』。めったに頂かないお魚ですが、縁起ものとして是非にお召し上がりください。
この鯛は【百魚の王】と言われるほど栄養価も高く、脂肪が少ないのがダイエットに最適です。
良質なタンパク質、多価不飽和脂肪酸、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛が含まれます。ねっ、すごいでしょう!!
【鉄】は身体中に酸素を運ぶときに必要なミネラルです。ダイエットの大敵である『冷え性』の予防にもつながります。
三の重でのおススメ料理
三の重には『酢の物』で、紅白のなます等を詰めます。水引をかたどっているとされ、平安や平和を願うものですので新年には口にしたい料理ですね。
おろして良し、煮て良し、漬けても良しと、淡白な味わいながら大根ほど様々に調理される野菜は少ないものです。
糖質や脂質をエネルギーに代える力をUPさせるビタミンB1/B2も豊富な上に、ジアスターゼという胃腸の働きに有効な成分も豊富ですので、お酒の飲みすぎ・美味しいものの食べ過ぎの方にもおススメの食材です。
与の重のまごころ
与の重には、日本人が忌み嫌うとされる四(死を思わせる)の文字を使用しないのも【まごころ】の込められた先人の知恵です。
この段には『煮の物』。里芋やクワイ、蓮根や人参など山の幸を使った煮物、筑前煮などを詰めます。
野菜がメインですが、砂糖を多く使いますので【爆食い】は厳禁です。ほどほどに。ダイエット中の方の予の重には是非フルーツを使った『水菓子お節』を。
by 高梨由美
プライベートサロン G-studio MITA主宰
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