初潮が早まり、晩婚・少子化が進んでいる現代女性は昔の女性に比べて生涯に経験する生理の回数が多いため、それだけ子宮内膜症になるリスクが高いのです。
リスクが高い現代女性
子宮内膜症とは、子宮の内側を覆っている内膜に似た組織が、子宮以外の場所に発生する病気です。 原因には、卵巣や腹膜を覆う上皮が子宮内膜組織に化けてしまう「化生説」や、子宮内膜組織を含んだ生理の出血が逆流してお腹の中に入り込み、 そこで定着してしまうという「内膜移植説」などいくつかの説があるのですが、はっきりした原因はわかっていません。 子宮内膜症になる女性は年々増えていますが、これは一生のうちの生理の回数が影響していると思われます。 初潮が早まり、晩婚・少子化が進んでいる現代女性は昔の女性に比べて生涯に経験する生理の回数が多いため、それだけ子宮内膜症になるリスクが高いのです。
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by 松村圭子
成城松村クリニック院長
カラダ・ココロ
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