ホッと感じる香りをほのかに漂わせて
アロマテラピーを体験したことがある人ならわかるように、香りも眠りに影響します。嗅覚は、五感の中で唯一、古い(原始的)脳といわれる大脳辺縁系へ直接伝わる感覚で、記憶や感情・自律神経系や内分泌系に影響するといわれています。そのため、寝室の香りには配慮が必要です。
一般的に、ラベンダー・ティートゥリー・オレンジといった香りは気分を鎮静させ、ペパーミントやグレープフルーツ・ジャスミンなどは覚醒を促すといわれているので、夜は前者の香りを利用しましょう。ただし、ほのかに香らせるのがポイントです。強すぎると不快に感じたり、本来は鎮静の香りでも交感神経を刺激して目が覚めてしまうこともあります。香りは睡眠薬のように絶対的なものではなく、その人の経験や好みに左右されることもあるので、自分がホッとする香りを利用することが大切です。
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