エピソード
日本で鶏肉が一般的に食べられるようになったのは明治以降で、それまで鶏は採卵用に飼育されていました。
通常出回っているのは、生後3ヶ月未満で出荷されるブロイラーですが、日本の在来種である地鶏や、比内種や名古屋種などに代表される在来種の鶏にさまざまな種類をかけ合わせた銘柄地鶏も出回るようになりました。
尚、ブロイラーが生後3ヶ月未満で出荷されるのに対し、地鶏は6〜9ヶ月かけてじっくり飼育されるため、脂がのってコクがあるなど、味の良さでも人気を集めています。
栄養
鶏肉は皮下脂肪が多いのですが、皮を除けばたんぱく質、低カロリーで、ダイエット中のたんぱく質源としても適しています。また、必須アミノ酸のひとつであるメチオニンが豊富です。メチオニンは肝臓の働きを高めて脂肪肝を予防する働きがあります。
ビタミン類では、体内でビタミンAの働きをするレチノールが多く、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。手羽先や軟骨、関節にはコラーゲンが多く、美肌に働きかけます。
調理法
ダイエット中の方は、高たんぱく・低カロリーのささみや、皮を除いた胸肉がおすすめです。
美肌効果を狙うなら、手羽先や骨付きの部位を煮込んでスープなどにして食べると、水に溶けやすいコラーゲンを無駄なくとることができます。
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