エピソード
春が旬のひじきは、日本全国の外海に面した岩礁で採取されます。国内の主な産地は、房総半島、伊勢志摩、紀伊半島、四国、九州などです。
生のままでは渋みが強いため、数時間水煮して干した乾燥品がほとんどです。
種類
ひじきには、茎の部分を使う「長ひじき」、短い枝の部分を使う「米ひじき」、芽の部分を使う「芽ひじき」があります。
栄養
ひじきをはじめとする海藻類は、いずれもミネラルの宝庫ですが、ひじきはカルシウムと鉄が豊富に含まれることが特徴です。
カルシウムは神経の興奮を鎮め、イライラや不眠の解消にも効果を発揮します。鉄は肺から取り込んだ酸素を全身の組織に供給する役割があります。ほかにも、マグネシウム 、カリウム、亜鉛、銅などミネラルが豊富です。
また、食物繊維が豊富に含まれており、便秘予防に役立つのはもちろんのこと、食物繊維のひとつであるアルギン酸は、脂の吸収を抑えコレステロールを減少させます。
調理法
ひじきは低カロリーなので、ダイエット中のミネラル補給に適しています。定番のひじきの煮物だけでなく、サラダや和え物など、あらゆる料理に利用できます。
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