エピソード
秋が旬のしいたけの歴史は古く、17世紀頃から人工栽培が行われているきのこです。日本で最も多く栽培されており、今や「shiitake」の名で世界中に通用するほど、日本を代表するきのことなりました。
きのこ類に共通する特徴である、エネルギーが低いことや、便秘予防に役立つ食物繊維が豊富なことから、ダイエット食材としてもおすすめです。普段の料理にプラスすると、ボリュームが出て満足感が得られるうえ、低エネルギーなので安心です。
栄養
しいたけには、カルシウムの吸収を助け、骨や歯を強くするビタミンDが多く含まれます。
干ししいたけにビタミンDが豊富に含まれるのは、日光や紫外線に当てるとエルゴステリンという成分がビタミンDに変化するためです。生しいたけも食べる前にあらかじめ日光に当てておくと、ビタミンDの含有量が増します。
また、ビタミンB群の一種であるパントテン酸も多く含まれます。パントテン酸は、副腎の働きを助け、副腎皮質ホルモンの合成を促すことから、ストレスに対抗する力を高める働きがあります。
機能性成分
食物繊維の一種であるβグルカンは、免疫機能を強化してガンの予防に役立つとも言われています。しいたけ特有のエニタデニンは、アミノ酸の一種で、血中コレステロールの上昇を抑える働きが期待されています。
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