エピソード
秋が旬のえのきだけは、一般に出回っている白色で軸の長いものは人工栽培品で、日本ではしいたけに次ぐ生産量です。
一方、天然ものは黄褐色で表面にぬめりがあり、軸は太く短いのが特徴です。加熱すると適度なぬめりが出ますが、クセのない味なのでさまざまな料理に使えます。
きのこ類に共通する特徴ですが、カロリーが低いことや、便秘予防に役立つ食物繊維が豊富なことから、ダイエット食材としてもおすすめです。普段の料理にプラスすると、ボリュームが出て満足感が得られるうえ、低カロリーで安心です。
栄養
えのきだけにはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸が豊富に含まれています。
ビタミンB1は糖質がエネルギーとして利用されるのを助ける働きがあるので、疲労回復にも効果的です。
ビタミンB2は別名「発育のビタミン」とも呼ばれ、成長を促進したり、皮膚や爪、髪などの細胞の成長にも関与しています。
ナイアシンは血行を促進して冷え性の予防・改善に働くほか、皮膚の健康を保ち、肌荒れにも効果があります。
パントテン酸は副腎の働きを助け、副腎皮質ホルモンの合成を促すことから、ストレスに対抗する力を高める働きがあります。
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