ダイエットで陥りがちなのが、食事を減らしすぎて体調不良を招くことです。
特に多いのが貧血や便秘、倦怠感などで、これらは比較的すぐ症状にあらわれますが、無茶なダイエットを続けていると生理が止まったり、将来骨粗しょう症になるリスクが高くなります。
健康的にやせる目安は?
健康的にやせるには、1ヶ月で体重の5%までが目安です。例えば体重50kgの人なら1ヶ月に2.5kg減が上限です。より負担なくやせるには、1ヶ月1kg減なら安心です。
体脂肪1kgあたりのエネルギーは約7200kcalといわれています。1ヶ月で割ると1日240kcal。これを食事で減らすか、エネルギーとして消費すると良いのです。240kcalはショートケーキだと約半分。
これなら、間食を我慢することなく上手に調節できそうな気がしませんか?
エネルギー消費の鍵は主食
主食にはエネルギー源となる糖質が含まれるほか、糖質をエネルギーにかえる手助けをするビタミンB1も含まれています。つまり、主食をとることでエネルギーが効率良く利用されるのです。
不足すると体内で不完全燃焼が起こり、倦怠感などの症状が起こります。
きれいの素はたんぱく質から
筋肉や血液、髪や爪など、私たちの細胞は全てたんぱく質で出来ているので、肉や魚、卵、大豆製品は十分にとりましょう。
不足すると、筋肉量が減って基礎代謝が低下するほか、肌はカサカサ、髪もパサパサになるなど、外見の美しさまで損なわれてしまいます。
食事はバランスを重視して
ビタミンやミネラル、食物繊維には体の調子を整える働きがあります。
貧血予防の鉄はレバー、赤身の肉や魚など、骨をつくるカルシウムは乳製品や大豆製品など、便秘予防の食物繊維は野菜や果物などに含まれています。
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