決意が揺らぐのはナゼ?

ココロ2020.05.14(Thu) 18:00

決意が揺らぐのはナゼ?

ダイエットを決意しても、気がつくと食べてしまうことって多いですよね。食べられないと思うからこそ、余計食べたくなるのが人の心理かもしれませんね。

食べたいものを「ガマン」するのは、本当に辛いことです。ついつい、「明日から頑張るから…」なんて、自分に言い訳していることがあるのではないでしょうか?

自分の思考のパターンがダイエットを難しくしている可能性があります!実は「思考」と「気持ち」「感覚」は、密接な関係があるんです。

自分のダイエットをサポートする思考の仕方ができているか、チェックしてみるといいかもしれませんよ。

決意の仕方、間違っていませんか?

あなたはダイエットをしているとき「私は、やせたい」と考えていますか?それとも「私は、やせる!」と考えていますか?

「やせたいんだけど、なかなかやせないんですよね」「やせたいんだけど、食べたくなるんですよね」などなど、“やせたい”と考える人が多いように感じます。あなたはいかがですか?

“私はやせる!!”と決める

“やせたい”という言葉は、「やせられたらいいなぁ」という願望を表わしています。つまり、心の中で願っていることです。「○○したいなぁ」は、そのことが出来ていない自分が前提の考え方です。

そのため、心の中で決意した状態とは言えないのです。ついつい甘いものに手が伸びるのも、そういったまだダイエットを決意したとは言えない「こころ」から出る行動といえます。

“やせたい”ではなく、“私はやせる!!”と、決めてください。気持ちが変化するのを感じられるのではないでしょうか。

ダイエット中のストレスもある思考からかも!?

ダイエット中は、今までよりも脳に糖分がいかなかったり、何よりも「食べたい」という欲求を抑えていることもあり、ストレスを感じやすくなっています。

ダイエット中、イライラして仕方がない、という方も多いのではないでしょうか。ただでさえ、ストレスを感じやすくなっている中、更にストレスをため込むような思考パターンをしてしまっていないか、是非チェックしてみてください。

“すべき思考”に要注意

「○○してはならない」「○○しなければならない」こういった、“すべき思考”は、自分を知らない間に追い詰めてしまう思考パターンなんです。

「これ以上、食べてはいけない」とか、「こっちを食べなければならない」などなど。あなたは“すべき思考”に陥ってはいないでしょうか?

自分で作った枠がストレスに…

“すべき思考”の時、私たちはいろいろな気持ちをガマンしています。ガマンは、ストレスになりますよね。

なぜかというと、「○○しなければならない」と考えると、○○出来なかったとき、自分は、なんてダメなんだ…と自分自身を責める材料としてしまうからなんです。

無意識の中で、私たちはそのことを分かっているのです。だからこそ、その自分の考えの通りにしようとガマンするのです。

ただ、人間完璧ではありませんから、自分で作ったその「枠」からはみ出てしまうことだってあるでしょう。そのたびに、強いストレスを抱えることになってしまうのです。

「ガマン」ではなく自分で決める!

「○○しなければならない」と考えるのではなく、「今日はこれを食べよう!」というように、考え方を変えてみましょう。

これは、自分で決断して行動しているんだ、という意思が出てくる思考パターンです。

出来ない私はダメだ、という姿勢ではなく、できれば、やってみよう!という前向きな気持ちで、ダイエットをしている自分を楽しむ自分を創っていきましょう。この考えのほうが、「ゆとり」がでてくるはずですよ。

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武田亜季

by 武田亜季

認定心理カウンセラー