女性に圧倒的に多い便秘ですが、スッキリ気持ちよい快便の人もいます。便秘症の人と快便の人の違いはいったいどこにあるのでしょうか?ここでは快便美人がしている習慣を 7つご紹介しましょう。
習慣@朝食
食べ物が胃の中に入って胃が膨らむと、胃から結腸に信号が送られ、結腸が反射的に収縮して便意が起こります。
これを「胃・結腸反射」と言いますが、この反射は特に朝食後に強く起こります。
朝の排便リズムを整えるためにも朝食は大切です。
習慣A朝コップ1杯の水
起床時にコップ1杯の水を飲むことでも胃・結腸反射を起こして腸のぜん動運動を促してくれます。
炭酸水なら、胃の血流を増やし、胃に刺激を与えるのでさらに効果的です。
習慣B食物繊維
食物繊維には、水溶性と不溶性があります。水溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサになり、不溶性食物繊維は便のかさを増やして腸を刺激し、便秘を改善します。
水溶性は果物や海藻類、不溶性は穀類や豆類、きのこなどに豊富に含まれます。
水溶性、不溶性をバランス良くしっかり摂取するようにしましょう。
習慣C乳酸菌
ヨーグルトや乳酸菌飲料などに含まれるビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌は、必ずしもそのまま腸に住み着くわけではありませんが、これらの善玉菌が刺激になって、腸内の環境を改善してくれます。
習慣D規則正しい生活
不規則な生活は排便リズムを崩すもと。
起床時間や就寝時間はなるべく一定にし、3度の食事もバランス良く規則正しく摂るように心がけましょう。体の日内リズムを整えることが大切です。
習慣E運動
便秘の予防には運動も大切です。
腹筋を鍛えたり、ウォーキングなど一定のリズムがある運動をすることによって腸管が刺激され、ぜん動運動が活発になります。
習慣Fリラックス
ストレスを感じると、自律神経の交感神経が刺激されることによって、腸管の運動が抑えられてしまいます。
リラックスを心がけ、ストレスを上手に発散するようにしましょう。
便秘の解消には、生活習慣を見直すことが大切。できることから始めて快便美人を目指しましょう。
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
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