睡眠の質を下げないために、寝る前にやってはいけないNG行動7つをご紹介します。まずはひとつずつできることから改めていきましょう。
睡眠の質を低下させないために
早寝早起きをして、規則正しく十分な睡眠をとることが良いとわかっていても、現代人にはなかなか難しいものです。
睡眠の質が低下してしまうと、仕事や勉強、日常生活にも支障が出てしまうだけではなく、肌や健康に悪影響を及ぼしてしまうことも。
睡眠の質を下げないために、寝る前にやってはいけないNG行動をご紹介いたしましょう。
夜グッスリ眠るためにやってはいけない就寝前NG行動@
パソコン、スマホ、テレビ…これらの使用は脳を覚醒させ、スムースな睡眠を妨げてしまいます。
また、明るい光を見続けると、睡眠へと誘う「メラトニン」というホルモンが分泌されず、睡眠のスイッチが入りにくくなるのです。
仕事関連のメールチェックは、エスプレッソ2杯分の覚醒効果があるとも言われています。
遅くともこれらの使用は、寝る1時間前からは控えるようにしましょう。
夜グッスリ眠るためにやってはいけない就寝前NG行動A
寝酒…アルコールには入眠効果はありますが、眠りが浅くなり、トイレに行きたくなって目が覚めたりなどして睡眠の質が低下してしまいます。
寝る3時間前からは飲酒は控えるようにしましょう。
夜グッスリ眠るためにやってはいけない就寝前NG行動B
カフェインの摂取…カフェインが含まれているコーヒーを寝る前に避ける人は多いですが、カフェインは夕方以降に摂ると睡眠に影響を及ぼしてしまいます。
夕方以降は、コーヒーや緑茶、紅茶、ココアなどは避けて、ハーブティにしたり、どうしても欲しくなったらカフェインレスのものにするとよいでしょう。
夜グッスリ眠るためにやってはいけない就寝前NG行動C
激しい運動…激しい運動をすると、活動モードの交感神経が刺激され、心拍や血圧が上がり、体が覚醒してしまいます。
軽いストレッチやヨガなど、ゆったりとした運動がよいでしょう。リラックス効果も期待できます。
夜グッスリ眠るためにやってはいけない就寝前NG行動D
読書…専門書や哲学書など難しい内容の本なら、睡眠導入にはよいかもしれませんが、自分の好きなジャンルの本だと頭が冴えてしまったり、つい夢中になって睡眠不足になってしまったりするので注意が必要です。
夜グッスリ眠るためにやってはいけない就寝前NG行動E
その日にあった嫌なことを思い出す…これも、交感神経が刺激されてなかなか寝付けなくなってしまいます。
明日こんなことがあるといいなあ、など楽しいことを考えるようにしましょう。また、明日に控えている仕事やテストのことなどでネガティブな想像をするのもNG。
「明日になってから考えよう」と割り切って楽観的になってみましょう。
夜グッスリ眠るためにやってはいけない就寝前NG行動F
洗顔や歯磨き…意外に思われるかもしれませんが、洗顔や歯磨きにはリフレッシュ効果があるので、眠気が吹き飛んでしまうことが。
寝る直前は避け、少し前に済ませておくようにしましょう。質の良い睡眠は、美と健康に欠かせないもの。
当てはまるものがたくさんあったら、まずはひとつずつできることから改めていきましょう。
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
いいね!しよう 健康美人の最新・注目記事をお届けします