日本人なら知らなきゃちょっと恥ずかしいおせちに込められた意味

知っておきたい礼儀作法・マナー2018.01.01(Mon) 12:00

日本人なら知らなきゃちょっと恥ずかしいおせちに込められた意味

【知っておきたいおせち料理の意味】

お正月といえばおせち。 日本人なら知らなきゃちょっと恥ずかしい、 おせちに込められた意味を 改めて確認しちゃいましょう!

1)一の重…おせちの主役、祝い肴の段

・かずのこ  二親健在という意味もあり  子宝に恵まれるという縁起もの。

・田作り(ごまめ)  いわしの佃煮。  いわしが畑の肥料にされていたことから  五万米とも。

・黒豆  ”勤勉”と”丈夫”という  ふたつの意味があります。

・たたきごぼう  ごぼうのように深く根を張り  子孫繁栄を願う。  身を開いて叩くことで開運を。

・伊達巻き  書物や掛け軸のように  くるくる巻いているため、  知識や文化の発展を願う意味が。

・紅白かまぼこ  紅は魔除け、白は清浄を意味し、  おめでたいもの。

・栗きんとん  勝ち栗とも呼ばれる縁起物、  金色に輝く金団は豊富な財政を願う。

・昆布巻き  ”よろこぶ”と”こんぶ”をかけ、  喜び一杯の年を願う。

2)二の重…海の幸の焼き物を豪華に飾る

・エビ  海老のように腰が大きくまがるまで  と長寿を願ったもの。

・ブリ  成長ごとに名前が変わる  出世魚で出世を願う。

・タイ  ”めでたい”とかけて  お祝いの魚として。

3)三の重…煮物を中心に食べごたえのあるもの

・レンコン  穴があいたレンコンを覗けば  将来の見通しがたつ、  という願いを込めて。

・サトイモ  小芋が連なって収穫されるため、  子孫繁栄の象徴として。

・くわい  大きな芽がでた様子から  ”めでたい”という意味がある。

4)与の重…酢の物や和え物、箸休めとして

・紅白なます  赤いにんじんと白い大根で  お祝いの意味と、根菜であることから  しっかり根を張るという意味も。

・菊花かぶ  邪気を払うとして  菊は不老長寿の象徴に。

・ちょろぎ  ”長老木”または”千世呂木”とも書き、  長寿を願う。

5)五の重…空のままでなにも入れない

 控えの重とも呼ばれ、  神様から授かった福を詰めるため、  空のままにしておく。

日本人なら知らなきゃちょっと恥ずかしいおせちに込められた意味|健康美人
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
健康美人の最新・注目記事をお届けします