「年頃の娘さんなら、花嫁修業くらいやっておきなさい!」なんてセリフは昔のドラマの話。
とはいえ時代に関わらず、独身時代には必要なかった「結婚後に必要な能力」は存在します。
今回は、女性が結婚後も働く時代だからこそ必要な「現代版・花嫁修業」を解説して参ります。
@合理的な家事力
母親世代の女性なら、名の通ったお料理教室・お花やお茶といった「良家のお嬢様」であることを印象づける花嫁修業が主流でした。
しかし、結婚後も共働きが主流の今、求められるのは、お飾りとしてではない、合理的で実践的な家事力です。
そんなニーズを捉えた「家事力」のお教室もありますが、YoutubeやSNSでは、家事力に関する動画やノウハウがいくらでもありますし、毎日の生活で実践していくことが、何よりの訓練。
毎日の自炊や掃除洗濯などは、繰り返すことで身に付いていくもの。
そして、身につけた家事力を彼に見せつけ、「この子となら結婚したい!」……そう思わせることができれば、一石二鳥ですよね。
家事力を養っておくことは自分のためでもありますし、将来結婚した自分への投資だと思えば、ヤル気も出て来ませんか?
Aスルー力
結婚すれば、親戚付き合い、ご近所付き合い、学校関係者等、多種多様な人間関係の中で、様々な役割を担うことになります。
かつては「良妻賢母」というステレオタイプの理想像がありましたが、 現代は様々な形態の妻・母親の形があり、多種多様です。
親戚とママ友と学校と会社と家族……それぞれがあなたに求める理想像に振り回されない力が必要です。
こんな状況でストレスに潰されず生きていくためには、完璧をめざさず、他人を気にしない「スルー力」が、磨くべき能力の筆頭。
スルー力を身につけるために、まずはSNSでの自慢競争から降りてみる、他人のインスタにイチイチ嫉妬している自分に気付くといった、「流す力」を意識してみましょう。
また、独身時代から、世代や価値観の違う人との交流を積極的に広げることで、客観的な視点を持つことができ、そういう考えもあるのか、というスルー力が身に付きます。地域交流やスポーツなど、婚活にもなって、これまた一石二鳥ですよ。
B二つの経済力
結婚後も働くことが普通になった現代では、経済力が2つの意味で大切な「結婚力」になっています。
まずは自分で稼ぐ力。男性の収入だけで家計を賄う時代は終わりました。高給取りになれということではありませんが、産休等の一時的な休職をはさんでも求められる人材であるよう、スキルを身につけておくことは、大切な花嫁修業の一つです。
もう一つは、お金を管理・運用する力です。
単なる節約だけでなく、計画的なお金の使い方や、貯蓄、保健や税金、投資に関するスキルを身につけておくことは、夫が定年まで会社で働いていればそれでよかった時代には、必要なかった能力でしょう。
マネー教室などは頻繁に開かれているので気軽に参加すれば、結婚資金も溜まって、こちらも、一石二鳥ですね。
実はこれらの「現代版・花嫁修業」は、独身を選んだ場合にも生きて来る能力。まずは興味を持った分野から、人生修行、始めてみませんか?
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