自分のほうが頑張っているのに、あの子のほうが上司や先輩から好かれている。何をやっても恋のライバルに勝てない。そんなジレンマを抱えている女子必見!今回は、相手から好きになってもらうための、ちょっとしたコツを紹介します。
■人間の好き嫌いは理屈じゃない
人間がなにかを選ぶとき、損得勘定やロジックなどの理屈で選ぶことは稀で、実際には好きか嫌いかの感情で選び、決断することが多いと言われています。
ですから、もともと好かれていない人が説得をしようとすると、内容がいくらロジカルであっても信じてもらえません。
逆に、好意的な相手の言うことは多少つじつまが合わなくても信じてしまうものなのです。自分の意志を通したい場合、まずは「相手から好かれる」というのが一番手っ取り早いと言えるでしょう。
■人に好かれるための4つの法則
では、他者から好意を持ってもらうにはどのようにしたら良いのでしょう?人間がなにかに好意をも持つ(持ちやすい)には、以下の4つの法則があります。
- @外見、見た目が好ましいこと
- A自分と共通する部分や、似た部分(類似性)があること
- B接触する時間が長い、回数が多いこと
- C一緒になにかを共有した経験があること、共同作業の体験があること
これらの条件が当てはまる対象には、自然と好意を持ってしまいます。どの方法でもかまいませんので、一度好感を持ってもらえば、非常に大きなアドバンテージを得ることができます。
あなたの場合、気になる人から好かれるためにはどこから入っていくのがいいでしょうか。
■一度好かれると嫌われにくい?「偏向の盲点」
「偏向の盲点」という心理学用語を聞いたことがありますか?人間は自分の中で「きっとこうだ」「こうあるべきだ」というモノサシを作ってしまうと、そのモノサシに合わせた情報ばかりを集めてしまい、自分のモノサシが正しいという根拠を積み上げてしまいます。
あるいは、そこに合わない情報はウソと決めつけたり、無視してしまう傾向があります。感情についても同じで、一度相手に好感をもつと、好感をもつ理由や根拠ばかりが目についてしまうもの。
反対に嫌いな対象については、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いという諺どおり、「ああ、またあんな態度。だから嫌いなんだ。」と嫌いになる根拠を探してしまいます。
初めて会った時や、まだ強い印象がついていないうちに、相手にどのような「良い先入観・良い色眼鏡」を持ってもらうかを考えて自己演出することが、相手から好意を持ってもらい、それを維持することのカギになると言えるでしょう。
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