「サンクコスト」という言葉を聞いたことがありますか?サンクコストとは、経済用語で「既に支払ったコスト」=「もう戻ってこないコスト」を言います。
サンクコストってなんでしょう?
よく挙げられる例をひとつ。あなたは映画を見に行きました。
とても楽しみにしていたのに、最初の10分ほどでなんだか期待はずれと感じた。
でもせっかくお金を払ったのだからと、つまらないとわかっていながら結局最後まで見てしまった……。でもちょっと待って。
どうせつまらない映画なら、最初の10分でさっさと見切りをつけて映画館を出たほうが有意義ではないでしょうか?
映画館を出ても、どのみち入館料は戻って来ません。ならば残りの1時間50分を別のことに使ったほうがいいはずです。
しかし大概の人は、つまらないとわかっていながらも映画を見続けてしまうでしょう。
映画館に入るのにかかった費用を惜しいと感じ、それを回収しようとしてそれ以上にコスト(映画館を出ずに見続ける時間的コスト)をかけてしまうのです。
恋愛におけるサンクコスト
この心理は、恋愛においても非常に効果を発揮します。
あなたの周りのモテる女性を思い出してください。
意外にも彼女たちは、男性に対して従順なタイプではなく、ワガママだったり手がかかったりする、ちょっとクセのある女性が多くないでしょうか?
女性のワガママや要求をのむと、男性にはサンクコストが生じます。
「この子を満足させるためにこんなに手間ひまをかけた」=「この子は価値のある子に違いない(そうでなきゃ今までかけたコストがパアだ)」と思い込み、相手を勝手に価値のある存在と思いこみ、さらに手間ひまをかける行為を続けてしまうのです。
彼氏に、コストをかけてもらう女になろう
恋人から大切にされるためには、サンクコストをかけてもらうことがとっても重要。
なにもブランドものをたかれと言うのではありません。
飲み物のフタを開けてもらうとか、高いところのものをとってもらうとか、待ち合わせ場所をあなたの都合のいい場所にするとか、ちょっとした要求を相手にのんでもらうのです。
相手の要求をのみ、関係構築に手間ひまをかければかけるほど、相手にとってあなたはかけがえのない存在となっていくはずです。
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