女性の上司がやって来ると聞くと、ちょっと身構えてしまいますよね。
職場の女性同士の関係すら難しいのに、さらに上下関係まで入ると面倒なことになりそう。
そんな、女性同士の上下関係に波風を立てないための「暗黙のルール」をご紹介します。
■ルール@「ランチ、飲み会には必ず声かけ」
・部署内で女子会をしたら「誘われなかった」とヘソを曲げられ、小言がいつもより増えた(27歳・派遣社員)
オフィスではランチ仲間をはじめとして、女性グループができやすいですよね。
上司も同じ女性ですから、こういったグループから声が掛からないのは寂しいもの。
女性はプライベートと仕事での、気持ちの切り替えがあまり得意ではないので、仲間はずれにされている、という気持ちが上司部下の関係に及ぶこともあるので要注意。
■ルールA「年下でも同い年でも、常に丁寧語」
・新しく来た女性上司は3つ年下。歓迎会でタメ語が出てしまい、睨まれた(32歳・商社)
女性上司は、男性よりも「なめられたくない!」という感情が強いもの。どんなに仲良くなっても、年下でも、タメ語はNG。
常に丁寧語で「私はあなたを上司として敬っています」というメッセージを。
■ルールB「女性上司より高級なもの・派手な服装は避ける」
・入社早々、上司より高いブランド品は持たない方がいいとこっそりアドバイスされました(35歳・不動産)
これは上司の性格にもよりますが、ブランド品で固め派手な服装をしていると、何かと目をつけられてしまうかもしれません。
そんなところまで上下関係を意識しなくても、と思いますが、触らぬ神に祟りなし。
■ルールC「プライベートな話はほどほどに」
・子供や家族の話は、未婚女性上司の耳に入らないようにしています(41歳・運送)
男性社会は役職によるシンプルな上下関係で成り立っていますが、女性の社会は、「彼氏あり・なし」「既婚・未婚」「子供のある・なし」、さらには年齢、外見など、優劣を決める要素が複雑多様です。
プライベートな話では、そういった職場の上下関係以外の優劣が浮き彫りになりやすく、こちらはそんなつもりがない話題でも、向こうのプライドが傷つけてしまったなんて、思わぬ地雷が多いものです。
たとえ自虐ネタを話すおおらかで明るい上司相手でも、プライベートな話には深入りしないように気をつけて。
■ルールD「涙はむしろ逆効果」
・ミスをしつこくとがめられて思わず涙……甘えるなっ!とヒステリックに怒られた(23歳・銀行)
女性管理職は10%程度と言われ、それまでずっと男性社会でひとり戦って来た、優秀で男勝りなハードワーカー。
現在の立場は、苦労も人一倍重ねた末に得たものなのです。
だから、精神的に弱い女性、涙を見せる女性を見ると、私だって苦しい中一人で戦って来たんだ、甘えるな!と、感情的になってしまうことも。
涙は、男性上司には時に効果的なこともありますが、女性上司の前ではぐっとこらえて。
女性上司は、女性部下達と仲良くしたいという気持ちと、上司として威厳を保ちたいという気持ちと、両方持っています。
そのバランスを保ちつつ、敬意を持って接してみてください。
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