新しく入って来た後輩に優しく指導したら、なぜか生意気な態度を取るようになってイラッとしたことありませんか?
もしかすると最近は、最初から反抗的な態度を取る新人も最近は多いかもしれませんね。
そこで今回は、後輩に困った態度を取られた時の対処法をお教えします。
@「何が悪いの?」のんきなタメ口くん
・社内だけでなく、取引先で先方の部長にタメ口!場が凍り付きました(31歳・営業)
何度言っても直さないタメ口君。上司に「あのさ〜」返事は「うん」。社内では笑い話で済んでも、取引相手となるとシャレにもなりません。
しかし、こういう態度を取られたときが、が注意をするチャンス!
本人を直接叱るのではなく、本人の目の前で先方に丁寧に謝り、さらにあなたの上司にも「私の指導が悪かった」というスタンスで、本人の目の前で謝ってみて下さい。
タメ口くんって、タメ口の何が悪いのか、言葉で説明されてもタメ口君は理解できず、直す気が起きないんです。
ですから、自分の態度が周囲に迷惑をかけていることを客観的に理解させましょう。
ただし、間違っても「お前のせいで私が怒られた」という態度は取らないように。「俺のためじゃなくて、結局自分の保身のためかよ。」と、心の扉が閉まり、理解しようという気持ちを失くしてしまいます。
あぁ、面倒くさい……でも、がんばって!
A「俺はできるぜ!」自信過剰くん
できない仕事をできると言い張り、しゃしゃりでてくる後輩、イラッとしますよね。そんな自信過剰くんは、言葉で説き伏せようとしても逆効果です。
ここはあえて、ちょっと難しい仕事を与えて、実際に失敗させ、自分がパーフェクトではないことを思い知らせましょう。
そしてここからがポイント。あなたは文句一つ言わず、それを尻拭いをするのです。自分ができなかった仕事を難なくこなし、尻拭いまでやってのける……これで信頼も得られるでしょう。
ただし、間違っても、そら見た事か!のような態度は取らないで。自信過剰は「自信のなさ」の裏返しであることが多いもの。失敗をあなたのせいにしたり、さらにかたくなになってしまいます。
厄介ですね〜〜……でも、がんばって!
B「僕またミスしましたけど、何か?」仕事覚えられないくん
・何度説明しても、同じ間違いを繰り返す後輩にウンザリ(25歳・販売)
彼らに根底には、「自分は悪くない」という感情が共通しています。だから、ミスをしても直そうともせず、そればかりか教えた人が悪いという態度を取って来る、困り者なんです。
そんな彼らに、こんこんと教えるのは時間の無駄です。覚える気がないのですから。
そこで一工夫。教える時には、必ずメモを取る習慣をつけましょう。メモを持参しなければ説明しない!その代わり、自分も一緒にメモを取って、メモを取る姿勢を態度で教えましょう。
同じことを間違えたらとったメモを確認させ「相手が教えてくれないのではなく、自分が覚えていなかったからミスをした」と理解させましょう。
メモをとることは、証拠を残すことでもあるというわけ。
後輩って、こんなことすら、言わないとやってくれないわけ!?あぁ、面倒くさい……でも、がんばって!
面倒な後輩への対応は、手間暇かかるしストレスも溜まりますね…。
でも、怒ってもキレても彼らには効きません。しかし放っておけば、上からはあなたに「指導力がない」と思われてしまいます。
職場では後輩の教育も大切な仕事の一つ。実際、昇進すればする程、部下の育成が仕事のメインになるものです。
職場は舞台!と割りきって、素晴らしい先輩を「演じて」みて。イライラする心を抑えましょう。
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