日常よく使われる「ヤバい」という言葉。本来は、危険なことやネガティブな状況が起こりそうな場合に使われる言葉ですが、最近では若い人の間で、それ以外のさまざまな場面でも使われるようになってきました。そこで今回は、10代・20代のみなさんに、悪いときに限らず、どんな場合に「ヤバい」を使うか、教えていただきました!
ヤバイ@:カッコイイ男性を見かけた&可愛い子に出会った!
・超カッコイイ男の子に会ったときに、友だちと「今のヤバくね!?」などと話すことがあります。(17歳・高校生・女性)・めっちゃ可愛い子と話せたとき!ヤベ〜〜〜!ってなります。(21歳・大学生・男性)
ヤバイA:美味しいものをたべたとき
・この間雑誌とかによく載っている、人気のパンケーキのお店に並んで入ったんですけど、めっちゃおいしかった。かなり待った甲斐があったっていうか、ほんとにヤバかったです。おいしすぎて、ヤバイ!ッて感じでした(19歳・専門学校・女性)
ヤバイB:良し悪しの評価がどっちとも言えないとき
・サークルに超可愛い子がいるんですけど、今まで誰とも付き合ったことがないらしく、男たちの間では、あの子ヤバくね?と話しています。これは2つ意味があって、あんなに可愛いのにピュアっていいよねって意味と、なんか理由があるのかな、あったらまずいよねっていう意味があって使ってますね。(18歳・大学生・男性)
ヤバイC:驚くようなことがおきたとき
・この間、バイト先の好きな人に、ダメ元で告白したんですけど、なんとOKしてもらえたんです!かなりヤバかったですね、うれしすぎてヤベッ!てなりました。(18歳・学生・女性)
ヤバイD:テンションがあがったとき
・今日みんなで出かけるぞーってときに、天気がよかったりすると、それだけで、ヤベー!って気持ちになる!(17歳・高校生・男性)
・けっこう、なんにでも使っちゃいますね。うれしいときとか、ヤバーイ!って言っちゃってます。(19歳・大学生・女性)
ヤバイE:面白いとき
・超面白いギャグとかを聞いて、息できないくらい笑ったときのことは、ヤバイっていいますね。そんなに面白くない場合は、ヤバイほどではないです。(16歳・アルバイト・女性)
■ヤバイを使う新基準…感情の起伏にポイント?
本来はピンチの状況を表す、ヤバイという言葉。どうもそのことから、ピンチな状況⇒感情が揺さぶられる状況⇒心が動かされた状況と、使われるシーンが転じてきたようです。
もちろん、本来のようにピンチの状況を指して使うこともありますが、自分ではコントロールできないくらい感情が動く状況ということを優先し、悪いことに限らず自由に使う傾向にあるようです。
今まで、年下の人などから「ヤバイ」と評されると「これってよくないのかな?」と感じてしまうことなどがあったかもしれませんが、最近では必ずしも悪いときに使われる言葉ではない、と覚えておくといいかもしれません。
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