あなたには、一生付き合えるという大切な友だちはいますか?逆に、いい友だちだと思っていたのに、なにかのタイミングで関係が途切れてしまった、なんてことはありませんか?
今回は、社会人女性の皆さんにお聞きした、友だちと疎遠になってしまった経験をご紹介。一生付き合える友だちと疎遠になってしまう友だちとの違いを考察してみたいと思います。
環境のせいで友だちと疎遠になってしまった経験はありますか?
「あります。私は一般事務に、彼女はサービス業に就職してから時間があわなくなった。連絡を取る頻度が下がってしまいフェードアウトしました。」(20代・女性)
「向こうが結婚して子どもを産んでから、付き合いが悪くなってしまった。理由は子どもの世話。わからなくもないけど、集まりに誘ってもいつも来てくれないのでそのまま誰も彼女を呼ばなくなってしまいました。」(30代・女性)
就職、結婚、出産などで生活の環境が変化すると自分の中での優先順位も変わります。特に女性はそれらターニングポイントを迎える時期がまちまちですから、タイミングによっては疎遠になってしまうことがあるようですね。
「優先順位」が変化しても疎遠にならない関係とは
しかし、優先順位が変化しても疎遠にならない友だちもいます。その差はどこにあるのでしょうか?
「専業主婦だけど、社会人であるこちらの生活に理解を示してくれる友人とは今も交友が続いています。時間に融通がきくほうが合わせるなど、お互いの状況に気を配れる人とは関係が長続きしますね。」(30代・女性)
「周りに既婚者がいない中、人より早く家庭に入ってしまい心細かったが、話を聞いてくれる友人に助けられている。家庭のことなのでなかなか伝えづらい部分もあるけれど、わからないなりにも状況を理解しようとしてくれるのが嬉しいです。」(20代・女性)
相手の状況を考え、思いやりをもった態度で接することのできる相手とは、環境の変化に左右されず、お互いにいい友人関係を維持することができるようです。
環境の変化で切れてしまう関係は、所詮それまでの関係
学生の時は、同じ時間に学校に通い、似たような立場でいますから、多少ソリが合わなくても同調できる部分もあるため仲良くなりやすい。
しかし逆を言えば、タイミングがあったから仲が良かっただけという相手は、環境の変化で価値観にズレが生じやすいもの。
ましてや、仲が良かった時期ですら自分の常識を押し付けたり相手を見下したりなどの「これがなければいい人なんだけどな」というところが見え隠れする相手であれば、なおさら友人関係を続けられないでしょう。
一生付き合える友だちを作るためには、仲が良い時期から「親しき仲にも礼儀あり」という謙虚さをもつことと、根本的な価値観を共有しておくことがカギになるかもしれません。
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