仲良くしていても、どこかで牽制しあっているのが女同士というもの。ときには女子グループ同士でケンカが勃発してしまうことも……。そんなとき、あなたは売られたケンカを買う?買わない?今回は、もしもケンカを売られた場合と、回避の仕方を解説します。
ケンカされると、周囲が困る
まず、さまざまな方に最近女子同士のケンカを見たかどうかをお聞きしました。「職場で見ました。アラサーの先輩社員が若手に注意していて。若手も、いつもは流しているんですけど、珍しく噛み付いていました。でも先輩の言い方はイヤミっぽかったけど、内容はもっともだったから反論するのはどうかなと思った」(20代・女性)
「まさに自分がしました(笑)同じサークルの女と。その女は私の彼氏と前に付き合っていて、なんかいまだに女房気取りなんです。あいつ、こういうところあるでしょ?とかアドバイスしてきたり。あまりにうざかったから『そんなんだから捨てられるんだよ、ストーカーかよ、しつこい』と言ってやりました。正直、周りは引いてましたね……」(10代・女性)ケンカを目の当たりにすると、当人同士と言うより、周囲が困ってしまうようです。
買っていいケンカと買ってはいけないケンカって?
では、買っていいケンカと、買ってはいけないケンカってあるんでしょうか?そのケンカに勝算がありそうならば、時に「買う意志」を見せてもいい場合があります。
勝算とは、第三者の共感を得られ、自分の味方を作ることができそうな場合や、ケンカをふっかけてきた相手の評価がもともと低く、周囲からの自分への評価が変わらない場合などです。
ただし、基本的には買ってもいいケンカはありません。先の例のように、ケンカをした当人同士はスッキリしても、終わったあとも周囲は気をつかいます。とくに職場などであれば、配置転換にも影響があるかもしれませんし、長期間周りに迷惑をかけることになりかねません。
とくにハデなケンカに発展してしまうといつまでも「あんなことがあったよね」と噂の対象になってしまいます。一番いいのは無視。無視は周囲から「大人の対応」とみなされ、結果的にあなたの評価が上がることになります。
相手の態度が度がすぎる場合も、あくまで「買う意志を見せる」にとどめるのが賢い選択と言えそうです。
買わなくてはいけないケンカもある
しかしときには買わなくてはいけないケンカもあります。それは、自分の尊厳に関わることにケンカを売られた場合です。自分の出自や、親きょうだいを貶された、あるいは自分の大切な伴侶を傷つけられたなどの場合。
これは、人として買わなくてはいけないケンカです。とはいえ、そういう下品なケンカを売るような人に真正面から反論しても意味がないどころか、逆に面白がらせるだけです。
強い立場の人や法律のもとに「こんな中傷をされた」と冷静に訴えることが最善と言えます。されたことへの勝ち負けというより、正攻法のもと大ごとにすることで「こいつをからかったら面倒だ」と思わせるがひとつの狙いです。
他人にケンカを売る人は、必ず相手を「自分よりも弱い」と見下し、「この人なら反論しない」と判断したうえでケンカを売っています。あらかじめ「弱い」とみなされないように予防線を張っておくことが、ケンカを売られることからの回避につながります。
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