職場で「これってセクハラ?」と思う体験をしたことのある女性は、実に70%(日本労働組合総連会合の調査より)。今回は女性が職場で体験したセクハラをパターンごとにご紹介します。あなたも、自分がされたのはもしかしてセクハラだった?」と振り返ってみてください。
【1】男性にも関わる問題を女性だけのせいにした発言
「20代での『はやく結婚しないの?』攻撃から、アラサーになった今は『子どもが産めなくなるよ〜』発言をされるように。相手がいてこその結婚出産なんだけど、とモヤる。」(31歳/医療事務)
「結婚の報告をしたら上司に『無計画に子ども作るなよ〜こっちにも都合があるから!』と言われた。理屈はわかるけど福利厚生を整えるのは会社の仕事でしょと思った。」(27歳/教育関係)
結婚、出産にまつわる発言はもちろんセクハラ。また女性を雇用する側が考えなくてはいけない問題を本人に押し付ける発言もセクハラに該当します。
【2】性別や身体にまつわる発言
「唐突に、『肌が白いね〜』と言われた。褒めてくれたのかもしれないけど、女そんなとこ見る!?とちょっと怖くなった。」(26歳/営業事務)
「周囲に女性がいても、女は30過ぎると卵子が劣化するからさ〜、など年齢に関わる発言をする先輩。聞き流してますが正直不愉快。」(25歳/経理)
仕事と関係なく、性別や身体にまつわる発言をするのは立派なセクハラ。なおこれは女性同士でもあてはまります。
【3】距離が近い、実際に触る
「同僚がキーボードを打つ手を見て、なんと『キレイな爪だねぇ』とネイルをなでなでした上司!速攻で手を洗いに行っていて気の毒だった。」(27歳/一般事務)
「なにかを確認するときに、対面でもいい場面でも必ず隣に座ってくる先輩。顔が近いのが本当にイヤ。連絡はメールで済ませたい。」(29歳/IT関連)
実際に触るのはもちろんNG!身体がふれてはいなくても、距離が近いなど女性がイヤだと思えばそれはセクハラとみなされます。
実際には、セクハラとわかりつつも職場の雰囲気を考えて言い出せないケースもあるかもしれません。
でも、自分がされたことが明確にセクハラかどうかを確認しておくことはとても大切なこと。万が一、もう耐えられない!と思ったときスムーズに周囲に助けを出せるよう、メモなどに残すことをオススメします。
いいね!しよう 健康美人の最新・注目記事をお届けします