『美肌をつくる快眠法』をご紹介します。
睡眠が明日の肌を左右する
睡眠不足だと肌がかさついたり、くすんだり…睡眠と肌が深く関わっていることは、みなさんご存知ですよね?
肌は新しい細胞が徐々に皮膚の表面に押し上げられ、古い角質層の細胞がはがれ落ちることによって、日々生まれ変わっています。
この一連の流れのことをターンオーバーと呼ぶのですが、この流れをスムーズにさせるのが睡眠中に分泌される"成長ホルモン"です。
成長ホルモンが美肌の鍵
眠り始めの3時間にまとまって分泌される成長ホルモンは、新陳代謝を高める働きがあります。
皮膚に傷が出来ても自然に治っていくのは、毎晩分泌される成長ホルモンの働きによるもの。
この分泌量に関しては、寝ついてすぐに深いノンレム睡眠がとれるかどうかがポイントになります。
そのためには、まず寝つきをよくすることが大切。入浴やストレッチなどで心身の緊張をほぐし、スムーズに眠りにつきましょう。
活性酸素に働くメラトニン
体をサビつかせる大敵"活性酸素"を減少させるのがメラトニン。
眠りを誘うホルモンとして有名ですが、別名「若返りホルモン」と呼ばれるように、ビタミンEの実に2倍近い抗酸化作用があるのです!
不規則な生活や夜更かしなど、体内時計が狂うような生活をしていると、メラトニンの分泌量が減ってしまうのでご用心。
メラトニンは暗さに反応して分泌されるので、帰宅後は照明を落としぎみにして過ごし、睡眠中はフットライト程度(10ルクス以下)の明るさにして、分泌を促しましょう。
睡眠中に酸素を運ぶ
美肌に必要な酸素や栄養素は、血液によって体のすみずみまで運ばれます。体を横たえている睡眠中は筋肉がゆるむので、特に血行が促進される時間。
でも、寒かったり、合わない寝具で筋肉が緊張していると効果は半減。
眠るときには手足を温めて、体に合ったマットレスや枕、肌触りのよいシーツやパジャマを使い、緊張をほぐしてあげて。枕カバーやシーツも頻繁に交換しましょうね!
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