エピソード
夏が旬のかぼちゃのルーツには諸説さまざまありますが、一説には、戦国時代末期、ポルトガル人によってカンボジア経由で持ち込まれたのが始まりと言われています。この時、カンボジアの国名がなまってかぼちゃになったのが名前の由来と言われています。
種類
種類は大きく分けて、「西洋かぼちゃ」「日本かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」などがあり、現在主流になっているのが、西洋かぼちゃです。ホクホクとして甘みが強いことから「栗かぼちゃ」とも呼ばれています。
一方、日本かぼちゃは、水分が多く、ねっとりとして甘みが少ないのが特徴です。また、ペポかぼちゃの仲間にはズッキーニなどがあります。
栄養
かぼちゃの黄色い果肉の部分はβカロテンです。βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAとなります。皮膚やのど、鼻などの粘膜を正常に保つ働きがあり、免疫力を高めて風邪予防に役立ちます。
冬至にかぼちゃを食べる習慣がありますが、ビタミン豊富なかぼちゃを食べて風邪を予防しようという、昔の人の思いが込められています。
かぼちゃに豊富なビタミンA(βカロテン)、ビタミンC、ビタミンEを合わせてビタミンエース(ACE)と呼び、一緒にとることで抗酸化作用がより高まると言われています。また、βカロテンやビタミンEは、脂溶性ビタミンなので、油と一緒に調理すると吸収率が高まります。
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