あらゆる病気の中でも、生活習慣病といわれる糖尿病や脂質異常症(高脂血症)、高血圧は遺伝的要因以外にも長年の食習慣が深く関係しています。つまり、食事に気をつけることでこれらの病気の発症をある程度予防することができるのです。
糖尿病と食事の関係
糖尿病は遺伝などの体質に加え、肥満や暴飲暴食、運動不足などが加わると発症する可能性が高まります。
糖尿病を予防するには、適切なエネルギーと規則正しい食事を心がけることです。そうすると肥満と血糖値の乱高下を防ぐことができます。
そして、バランスの良い食事でさまざまな栄養素をとると、エネルギーの代謝を助け血糖値の急上昇を防ぐことができます。
脂質異常症(高脂血症)と食事の関係
脂質異常症は、食べすぎや不摂生、運動不足などがおもな原因です。動物性脂肪のとりすぎや食べすぎや続くと、血中コレステロールや中性脂肪が増加する一方、善玉コレステロールが減少してしまいます。
脂質異常症を予防するには、食べすぎに気をつけ肥満を予防することと、動物性食品に偏らず、善玉コレステロールを増加させる魚や植物性脂肪を取り入れることが大切です。
また、コレステロールの排出を助ける食物繊維もしっかりとるように心がけます。
高血圧と食事の関係
高血圧の原因は、90%以上が遺伝的要因に加えて喫煙や飲酒、不規則な食生活、運動不足などといった生活習慣が加わることで起こります。
高血圧を予防するには、規則正しい食事を心がけます。また、過度のアルコールやストレスは血圧上昇の原因になるので、暴飲暴食でストレスを発散せず、上手にストレスを軽減する方法を見つけることも大切です。
また、塩分のとりすぎにも気をつけ、薄味を心がけて塩蔵品や加工食品、スナック菓子などは適度に楽しむようにしましょう。
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