ダイエットの鍵は基礎代謝です!
ダイエットってそもそも何?
ダイエット(Diet)とは、本来、「日常の食事」を表す言葉です。しかし、日本においては「体重を減らすための食事」というように、限定して使われています。
人間が生きていくために不可欠な食事。言葉の源から考えても、健康を維持しながら偏りのないダイエットをしていくことがとても大切です。
基礎代謝とは
人は意識していなくても、呼吸や体温の調節など、生命を維持するための必要最低限の活動をしています。このためのエネルギーを基礎代謝といいます。
基礎代謝は、脂肪の燃焼と大きく関わっているので、基礎代謝を高めることができれば、太りにくい体を作る事ができるのです。
基礎代謝は元々の体質もありますが、生活習慣や年齢によっても変化があるので、生活習慣を見直し、代謝についての理解を深めることで高めることができるのです。
自分の基礎代謝を知る
厚生労働省が定める基礎代謝基準値と基礎代謝量の値がありますが、これは年齢によって変わってきます。
例えば30歳女性の基礎代謝量は1,170(kcal/day)なので、体重50kgならば、基礎代謝量÷体重=基礎代謝基準値(体重1kgあたりの基礎代謝量)で1,170÷50=23.4(kcal/kg)となります。
基礎代謝基準値は、30歳では21.7(kcal/kg)なので、この方の基礎代謝量は基準値よりも高いと言えるわけです。 詳しくは、日本人の食事摂取基準(2005年度版)に載っています。
基礎代謝をあげるためにBM年齢を下げる
基礎代謝基準値(basal metabolism=BM)は高い方が太りにくいのです。BMが平均より高い人は、実際の年齢に比べたとき、BM年齢としては平均より若い(基礎代謝値からみた時に若い)と言えるので、このBM年齢を下げることが一つの目標となります。
基礎代謝に必要なエネルギーは、摂らなければ健康を維持できません。言い方を変えると、必要以上にエネルギーを摂取すると、それは脂肪分として体内に蓄積されてしまうわけです。
もちろん人は寝ているだけではなく活動しているので、全てが蓄積されるのではなく、動いた分だけは消費されます。なので、活動量と消費は大きな関連があります。一日中座っている仕事と肉体を酷使する仕事では全く変わってくるのです。
エネルギー消費は筋肉内で行われる
体のエネルギー消費は、ほとんどが筋肉内で行われています。ということは、筋肉量を増やす事ができれば、摂ったエネルギーが脂肪として蓄積するのを防ぐことができるのです。
また全身の血行にも左右され、一定の姿勢でいることが多かったり、運動不足や睡眠不足もエネルギー消費に関係してきます。
筋肉量を増やすことが大切
基礎代謝から考えた場合、10年前と同じ食事をしていても基礎代謝が下がっているために、太りやすくなってしまいます。
生活状態を見直してみて、明らかに運動不足であったなら、運動を始める必要があるでしょう。
運動は血流の改善のためにもエネルギー消費のための筋肉量を増やすためにも大切です。
上手にサプリメントを取り入れましょう
日々、適宜運動をされている方ならば、血液の流れを良くするサプリメントや脂肪の燃焼を助けるサプリメントもおすすめです。
ただしこれらは、あくまでも運動をしてこそ効果十分発揮されるものです。
飲んだだけでやせる、などと安易なうたい文句で様々な商品が出回っていますが、努力もせずにそんなうまい話はないということは明らかですね。
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