いくら上品ぶっていても、ふとした瞬間にボロが出てしまうことがあります。逆に、ふとしたときに「この人はすごくお嬢さん育ちなのでは?」と思われることもあるもの。そこで今回は、「育ちが分かると思う瞬間」のご紹介です。
【1】食事のマナーを見たとき。
「育ちは食事に現れる」と言います。ヒザにハンカチを置く、美しい箸の持ち方、相手を不快にさせない食べ方、焼き魚の身をきれいにほぐすなどは、育ちの良さからくるもの。
「自分の育ちを自慢しているくせに、食べ方が汚くてドン引きしました」(20代男性)などと思われないように注意しましょう。
【2】書いている文字を見たとき。
かつて書道は良家のたしなみだったからか、それとも単なるイメージなのか、文字がきれいだと育ちが良く、文字が汚いと育ちが悪いと思われるようです。
「あの人、ああ見えても字がきれいなのよ」(20代女性)と言うときの、「ああ見えて」には「育ちが良さそうには見えないけど」という意味が込められています。
少なくとも、文字はていねいに書きましょう。
【3】とっさに敬語が使えるかどうか。
育ちの良い家庭では、敬語を使う機会も多いもの。
ところが、育ちの悪い家庭ではあまり敬語を使いません。
ですから、完璧な敬語が使える女性は育ちが良いと思われるようです。
「部長から声を掛けられ、変な敬語で話していた同僚。あれは育ちが悪いと思います」(20代女性)というように、あなたの敬語も誰かに聞かれていますよ。
【4】車に乗るときやイスに座るとき。
車に乗るとき、自分でドアを開けてさっと乗る。
よそを訪ねたとき、さっとイスに座る。
そんな何気ない行動も、育ちが分かる瞬間です。
育ちが良い人は「乗って」「どうぞ、座って」など、許可が出るまで乗ったり座ったりしません。
ところが、育ちの悪い人は、相手の許可無く自分で乗り込んだり、座ったりするのです。
ついつい…ということがないよう注意しましょう。
【5】ハンカチを見たとき。
男性は、女性のハンカチを見て育ちを判断するようです。
その基準は、育ちの悪い女性はハンカチを持っていない、普通の女性はタオル地のハンカチを持っている、育ちが良い女性はアイロンがけされたハンカチを持っているというもの。あなたのハンカチはいかがですか?
【6】着物での立ち居振る舞い。
お正月には着物を着る機会もあるでしょう。
ところが、和服を着たときこそ、育ちの違いが出てしまうものです。
「着物をきちんと着こなしている女性は、やはり育ちが良いと思います」(20代男性)小さな歩幅で歩く、イスには浅く腰掛ける、手はヒジより上にあげないなど、最低限のマナーは勉強しておきましょう。
【7】電車やバスに乗ったとき。
電車やバスで、自分達の世界に入り込んで大声で話していると、育ちが悪いと思われてしまいます。
逆に、周りに気を使い、高齢者や身体の悪い人を見つけるとさっと席をゆずる女性は、育ちが良いと思われるようです。
「育ちが良いと、どんなときも周りに気を配れるのだと思います」(20代男性)育ちの良さは、気づかいにあらわれます。
【8】ブッフェで料理を取ったとき。
ブッフェ(バイキング・食べ放題)で料理を自分の皿に盛りつけるとき、どのように取るかで育ちが分かるようです。
育ちが悪いと、山盛りに盛りつけ、結局、料理を残してしまうことに…。
育ちが良い人は、自分が食べられる分だけを、彩りを考えて盛りつけるようです。
【9】ボタンをつけるとき。
男性は、「服のボタンをつけるときに、育ちが分かる」と言います。
育ちが悪い女性は、そもそも携帯用の裁縫セットを持ち歩いていません。
育ちの良い女性は、ボタンをきれいにつけるのだそうです。
男性の前でつけ直すこともあるので、ボタンつけは女性のたしなみとして練習しておきたいものです。
ミエをはる必要はないけど、それでも育ちが悪いとは思われたくないもの。日頃から言動に注意しましょう。
by YOSHI
編集プロダクション「エフ」代表取締役
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