甘えたい気持ちや、本音を伝えたい気持ちがあるけれど、彼を前にするとついツンツンした態度をとっちゃう…。そんなツンデレタイプの女の子は意外と多いはず。そんな女の子の複雑な気持ちを、ちゃんと分かってくれる男性って、素敵ですよね。男性は、ツンデレタイプの女の子の、どこが可愛いと思うのか、紹介していきましょう!
パターン@ ツンツンの中に暖かさを感じた時
ただ、ツンツンしているだけでは、人はその人に愛情や暖かさを向けることは少ないでしょう。
ツンデレの女の子が好かれるのは、表面のツンツンした態度の中に、こころの中の暖かさを感じる時なのです。
つまり男性は、表面的な部分ではなく、本人は気がつかれていない、と思っている内面を好ましいと感じるのです。
こころがギスギスしたままでは、ただの生意気で態度のでかい嫌な子、と映るでしょう。
相手に好意を持ってもらうには、優しい気持ちを育てることが、第一に必要なことです!
パターンA ツンデレの中に自分だけに見せる顔を見た時
強く見せている気持ちの奥には、大きく2つの心があります。一つ目は、「見捨てられたくない、寂しい」といった気持ちです。
そして、もう一つは「どう親しみを表したらいいのか分からない」という気持ちです。
でも、本人でもそのことに気が付いている子は少ないかもしれませんね。その強く見せている姿の奥に、チラッと「寂しさ」や「シャイ」な姿を自分だけに見せてくれたら、その男の子は、急にそのツンデレ女子に興味を持つでしょう。
ツンツンしている態度は、時に自信ありげに見えたり、あなたになんか興味がないわ、というメッセージに取られたりすることがありますが、そんな弱い一面を見たときこそ、ツンデレ女子に男の子がこころを奪われるときです。
もし、お目当ての彼がいたら、彼の前でだけ、ほんの少しだけあなたの本当の姿を見せてみましょう。
少し戸惑った態度を見せたり、ほんの少し助けを求めたり…。いつものあなたとのギャップに、彼は戸惑いとともに、気にせずにはいられない存在となるはずです。
パターンB 戸惑いが見えた時
ツンデレ女子がツンツンしてしまうのは、自分が思っている以上に彼との距離が近くなってしまうからです。
心の準備が整う前に、彼が自分のこころの中に入り込んでくるので、戸惑ってしまうのです。
その戸惑いが、ツンツンした態度に現れてしまうのです。戸惑いが伝わった時、男性は、「あぁ、心から嫌みを言っているんじゃなくて、戸惑ってるんだな」と、思ってかわいく感じるのです。
例えば、こんな時です。頬を赤らめている、つっかえながら話してくる、きつい言葉で責めながら、まめまめしく面倒を見てくれる、気の無いそぶりを見せながら、受入れてくれている…などなど。
パターンC 女性の寂しさを感じた時
ツンデレ女子と、ただのわがままで嫌な女の子との大きな違いは、こころの深〜い部分にある、「本当は寂しくて、甘えたい気持ち」が少しでも表れているかどうか、彼に伝わっているかどうか、という点です。
ツンデレをかわいいと感じる男性と、嫌いだと感じる男性がいるのはそのためです。
男性のタイプによっては、表に現しているツンツンメッセージと、ほんの少しの間逆のメッセージを両方受け取ると「めんどくさい」と感じる人も多くいます。
自分の中の、弱い部分を見ないようにしていたり、既に克服してきたようなパワフルに生きている人は特にそう感じやすいでしょう。
素直じゃない、かわいげがない、と思ってしまうのです。
パターンD 共通の気持ちを感じた時
ツンデレ女子を好ましく感じる男性は、男性自身が自分の中の「寂しさ」に、どこかで気が付いているようなタイプです。
その苦しみが分かるからこそ、ほんの少しの「寂しい」というサインを見逃さず、女の子のこころの深い部分を守りたいと感じるのです。
自分だけが、他の人が見ることができない、女の子の真の姿を見ることができる、という思いも男性心をくすぐるのでしょうね。
男性側は、「自分だけは君の本当の心を分かっているよ」という気持ちが沸いてくるのかもしれません。
ちょっとした優越感ですね。そしてもう一つ。そんなツンデレタイプの女の子ならば、自分の中にある「寂しさ」も分かってくれるのではないか、受け入れてくれるのではないか、と期待する心理が働くのです。
ただ、この気持ちにまで気が付いている男性は、とても少ないでしょう。
このままでいいの?
こころの深い部分を分かってくれる相手。そして、受け入れてくれる相手は、誰にとっても嬉しい存在で、自分にとって欠かせない相手となることが多いことでしょう。
ただ、どちらも「寂しさ」を分かってほしい!という気持ちが強くなりすぎると、トラブルに発展してしまいます。
ツンツンだけが現れるようになって、暖かさが失われていくのです。
それはとても残念なことですよね。ツンデレタイプの女の子の深層心理は、「近づきたくないけど、近づきたい」です。
このジレンマからは、抜け出していこうという意識を持っていくことをお勧めします。
なぜなら、このこころの状態は、とても負担のかかる状態だからです。
お互いが信頼し合えたら
全ての人に対して、気持ちをオープンに表現できるようにする、というのはハードルが高いでしょう。
まずは、「自分自身」に対しては、素直にこころをオープンにしていきましょう。
どんな気持ちを持っていたって良いのです。こんな自分は弱い!とか、ダメだ!!と、責めないで良いのです。
誰にでも、「課題」はあります。完璧な人はいないんだ、と自分に対して暖かい気持ちを向けてあげましょうね。
そうしたら次に「彼」にもこころをオープンにしてみましょう!
分かってもらえないかもしれない…バカにされるかもしれない…なんて、心配はしないで。
その気持ちを持っていることを、彼は知っているのですから。自分と彼を信頼してあげましょう。
by 武田亜季
認定心理カウンセラー
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