見捨てられ不安を手放そう!あなた自身の意見や気持ちを大事にして見捨てられ不安を克服しましょう。
幼少期は生まれ育った「家」が世界の全て
幼少期の経験は、自分が思っている以上に、今の自分に大きな影響を与えています。
それは、どうしてなのでしょう。
大人は、自分が心地よく安心できる場を求めて「移動」したり、自分の居場所を「つくる」ことで、自分の安心できる場を確保していきます。
ところが、子供は生まれ育った「家」が世界の全てです。
その家の中で、いかに安全で安心して暮らせるかを考え実行すること。
これが「生きていくために必要なこと」なのです。
どうしたら可愛がってもらえるか、ひどいことをされないか、必死に考え、生き抜いているのが「子供」です。
その「家」で見捨てられてしまったら、生きていけないからです。
「見捨てられ不安」を手放しましょう
- 世間体を気にする家
- 兄弟や友達と比較する家
- いつも誰かがケンカしている家
- 学歴や成績が一番大事な家
- 家族の誰かが依存症 …などなど。
この中で、小さな弱い子供が安心して生き延びようとすると、顔色を伺って、みんなの気分を害さないように振舞うようになります。
つまり、子供が安心して過ごせないことが多いと、「見捨てられ不安」を持ちやすいのです。
だから、その中で身に付けた、生き抜くための「必勝パターン」は、いわば自分の生命線となるわけですね。
ただし、その「必勝パターン」は、子供のころは有効だったかもしれないけれど、大人になって、「家」の外の世界に出ると、通用しないことがほとんどです。
だから、みんな苦しい気持ちを抱えることになるのです。
頑張ってここまで成長した自分に暖かい拍手を送りましょう。
そして、今まで頑張ってくれた、小さな自分に感謝して、「見捨てられ不安」を手放していきましょう。
by 武田亜季
認定心理カウンセラー
カラダ・ココロ
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