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五月病って何?五月病の症状や原因などを知って五月病対策をとりましょう。
五月病って何?
三月から四月にかけては、卒業・進学・新社会人…。
環境が大きく変わる時期ですね。季節も、寒い冬から暖かい春へ。あなたの周りは変化でいっぱいでした。
私たちはそんな中、環境に適応しようと、一生懸命毎日を過ごしているのです。
五月病はアパシーシンドロームとも呼ばれ、簡単に言うと、環境の変化に対応しようと頑張ってきた疲れが、ゴールデンウィーク明け頃どっと出ることです。
五月病は「こころ」の疲れ
夢がかなって、さあこれからという時に、なんでやる気が起きないの?
やることはたくさんあるのに、身体が不調で、ついていけない…。理由は特にないけれど、無気力・失望感を感じてしまう。
このような状態は「こころ」の疲れが影響しています。新しい環境、新しい人間関係の中、自分の居場所をつくることは、けっこうなストレスがかかるものです。
気持ちも張っていて、自分では気がつかないんだけれど、心には大きな負担になっていることがあるんですね。
そして、連休があって、少し気が抜けた時、「こころ」の疲れが一気に出てくる。これには、さすがに気がつくけれど、何が原因か良く分からない…。
「五月病」という病名はない
環境の変化で感じる「ストレス」に弱い人が、こころのバランスを五月に崩すことが多いので、一般的に「五月病」と呼ばれますが、医学的には「五月病」という病名はないそうです。
「適応障害」「自律神経失調症」とか「軽症うつ」と言われます。熱中できるものが見つかると、自然に抜け出す人も多いかもしれません。
ただ、なかなか抜け出せないと、「うつ」に発展することもあります。早めに、心の負担を取り除くケアが大切かもしれませんね。
by 武田亜季
認定心理カウンセラー
カラダ・ココロ
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