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夏になれば薄着をしてキュウリやトマトをかじり、冬になればコートを羽織り、温かい物を食べて暖を取る。こんな風にわたしたちは、自然と調和しながら暮らしていますよね。大きく考えれば、わたしたちは自然の一部なのです。このように、自然と共存していく=病気を防ぐことに繋がっていき、ひいてはずっと元気でキレイでいられるというのが、漢方の考えです。さあ、あなたも漢方ライフ、はじめてみませんか?
漢方は生活の上に成り立つもの
漢方は、今から4千年も前の、生きていく上での処世術(哲学)から生まれたものです。
植物の根を食べたり、葉を砕いてシップしたり、実際に自分のカラダで確かめていくうちに、この草は熱を下げてくれるらしいとか、この種を食べると下痢をするなどといった、膨大なエビデンスの集大成が、漢方として発展していったのです。
漢方は副作用が出にくい
漢方の大きな特長に、副作用が出にくいという点があります。
漢方に含まれるものには、自然界にある植物や鉱物を組み合わせたものが多いのですが、漢方はその人の体質に合わせて選ぶので、副作用がもともと出にくいような構成になっているのです。
最近、若い世代は薬(西洋薬)を飲むことに抵抗を感じる人が多いそうですが、そういった点からも、漢方に関心を持つ人が増えているのかもしれません。
ダイエットやニキビにもいい漢方
だれでも一度は「痩せたい」とか「ニキビをキレイにしたい」と思ったことがあるはずです。
でも、みんな同じダイエット食材やお薬やでいいのかしら…?足はすっきりしているのに、お腹周りだけぽっこりの人もいれば、上半身は痩せているのに下半身太りに悩んでいる人もいますよね。
またニキビの原因だって、食生活からくるものもあれば、ストレスからくるものもあります。
漢方では、こういったさまざまなケースを原因からしっかりと見つめ、タイプ別に改善策を考えるのです。
それに加えて体の中から体質改善していくので、ニキビ゛がキレイになっただけでなく、長年続いていた便秘も治ったというようなケースも少なくありません。
自分や自然と向き合うことが元気のキーワード
漢方では、自分の体質を知ることが第一です。自分の体質を知っていれば「〇〇は体にいい!」と聞いても、皆一斉に同じものに飛びつくことはありませんよね。
また、四季が豊かな日本は、季節に左右されるトラブルが多いのも事実です。
日々の忙しさや個々の快楽にかまけがちな世の中ですが、もっと心の声や自然の移り変わりを感じ取る「余裕」や「配慮」を持つべきだと、漢方は教えてくれているのかもしれません。
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