オーガズムは、感じ方もその程度も人によってさまざま。”絶対の法則“というものはありませんが、ここでは、おもな女性のオーガズムのパターンについて3つご紹介しましょう。
オーガズムには4段階ある
性興奮の絶頂である“オーガズム”。性反応には、キスや愛撫などの性的刺激で体に変化が起こる「興奮期」、興奮の続く「平坦期」、快感の頂点である「オーガズム期」、体が元の状態に戻っていく「消退期」の4つの段階があります。
興奮期には、腟が充血して愛液が分泌されはじめ、絶頂を迎えるオーガズム期では、腟周囲の筋肉が0.8秒間隔で収縮を繰り返すようになります。
オーガズム@
オーガズムを1回感じたあと、そのままゆっくり平常時の状態に戻るパターン
オーガズムA
オーガズムを何度も繰り返し感じたあと、平常時に戻るパターン
オーガズムB
オーガズムに近い状態が続いたあと、平常時に戻るパターン
セックスの快感はオーガズムだけではない
@のパターンが代表的ですが、オーガズムの迎え方は人それぞれで、千差万別なのです。
経験によって自分の体の感じやすいところや、快感を高める方法などがわかるようになれば、何度もオーガズムを迎えるようになるかもしれません。
また、体調や精神面、そのときの状況などによってもオーガズムは感じられたり感じられなかったりするものです。
そもそも、毎回オーガズムを迎えられる女性は多くはないのです。あのマリリン・モンローも、生涯1度もオーガズムを迎えることがなかったとか。
オーガズムの快感は、強く激しいものだというイメージがありますが、セックスでの快感はオーガズムを迎えることだけではありません。
大好きな彼との触れ合い、安心感や幸福感、満ち足りた気持ちを実感できるということも大事な要素なのです。
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
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