場所が場所なだけに、他人にも相談しにくい乳首の黒ずみ。黒ずみの原因と対策法、予防法を紹介します。
性体験が豊富だと乳首の色が黒い!?
意外と悩んでいる人が多い、乳首の黒ずみ。 場所が場所なだけに、他人にも相談しにくく、人によっては悩みも深刻になりがちです。 よく、性体験が豊富だと乳首の色が黒くなると言われますが、性体験と乳首の色は関係ありません。 性体験が豊富でもピンク色の乳首の人もいれば、性体験が少なくても黒っぽい乳首の人もいます。
黒ずみとメラニンの関係
基本的に、肌の色はメラニンという色素の量によって決まりますが、これは生まれつきの要素が大きく、個人差があります。 メラニンは、通常皮膚の代謝(ターンオーバー)によって排出されますが、加齢とともにターンオーバーが滞ると、メラニンが排出されず肌に残ってしまうため、黒ずんでしまいます。 また、下着や洋服などによる摩擦によってもメラニンは産生され、黒ずみの原因となってしまうので注意が必要です。
摩擦を避ける
乳首の黒ずみを予防するためには、摩擦を避けることが大切。 ブラジャーは、自分のサイズに合ったものを身につけるようにしましょう。 小さいブラジャーだと、常に乳首が圧迫された状態になり、大きいブラジャーだとブラジャーが動いて摩擦の原因になってしまいます。
紫外線を避ける
紫外線対策も大切。 紫外線が直接当たらなくても、白っぽい服装や薄着では紫外線が透過してしまうので注意が必要です。 紫外線透過量の最も少ない黒色の服を着用したり、日傘や服へのUVカットスプレーを使用するなどして紫外線から身を守りましょう。 また、目から入った紫外線も、メラニンを産生する細胞を刺激してメラニンを増やしてしまいます。 特に紫外線が強い時期は、紫外線透過率の少ないサングラスを着用して紫外線を防御するとよいでしょう。
黒ずみの予防
黒ずみを予防するためには、ビタミンCをしっかり摂取することも大切です。 ビタミンCは、メラニンの生成を抑えてくれる他、黒く沈着したメラニンを無色化をしてくれる作用もあるのです。 ピーマン、ブロッコリー、小松菜などの緑黄色野菜、じゃがいもやさつまいもなどのいも類、いちご、レモンなどの果物、緑茶などビタミンCが豊富な食品をバランスよくしっかり摂取するようにしましょう。 ビタミンC入りの美白コスメをお風呂上がりに使用してみても。 乳首のケアも、顔のスキンケアと同じで、すぐには効果はあらわれませんが、毎日少しずつでも続けて行くことが大切です。
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
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