産毛を処理して「化粧のり&透明感をアップさせる方法」をご紹介します!
化粧ののりが悪いのは産毛のせい!?
スキンケアはきちんとしているはずなのに、化粧ののりが悪い、肌が何となくくすんで見えるということはありませんか?
もしかしたら、それは産毛のせいかも知れません。
近頃は、顔の産毛を気にする女性が増加し、理容室などでレディースシェービングを行うところも増えてきましたが、一方、約半数の女性が顔の産毛を処理していないというアンケート結果も。
産毛を剃って透明感アップ
産毛を剃ると、古い角質も一緒に取れるので肌のごわつきやくすみがなくなり、透明感もアップします。
また、黒ずんだ産毛がなくなることによって肌の明るさもワントーンアップ、ファンデーションが肌にぴったりつくので化粧のりや持ちがよくなるというメリットも。
ただし、やり方を間違えると、カミソリ負けを起こして赤みやかゆみを伴う炎症を引き起こしてしまうことがあるので、正しいやり方でお手入れすることが大切。
額からフェイスラインの剃り方
まずは、肌を保護するために乳液かクリームを顔全体に塗ります。
厚く塗りすぎると、産毛が見えなくなってしまうので、少し薄めに塗るのがポイント。
カミソリか電気シェーバーを使用して、額から剃り始めましょう。
生え際から1p程度離れたあたりから、上から下に向かって、力を入れずに浮かすように剃っていきます。
次は、フェイスラインに沿ってこめかみからほお、あごの部分を処理しましょう。刃を寝かせ気味にして、上から下へと剃ります。
鼻周辺〜口元の剃り方
鼻の周囲の産毛は、カミソリやシェーバーをたてに持って、内側から外側に向かって剃っていきましょう。
肌を少し引っ張りながら剃ると、刃がスムースに動きます。小鼻のワキは、鼻を反対側に倒しながら剃ります。
目の下やほおは、凹凸があるので刃を少しずつ動かして剃っていきますが、二度剃りをすると角質を取り過ぎてしまうことがあるので注意が必要です。
口回りの産毛は、舌で内側から肌を押し出しながら剃りましょう。
毛の流れに逆らって剃ると、肌を痛めてしまうことがあるので、毛の流れに沿って上から下、内側から外側へと刃を動かすのがポイント。
アフターケアをしっかり
産毛を処理した後のアフターケアも大切です。普段よりクリームを多めに塗って肌を保護しましょう。
肌ダメージを起こさないためには、潤いをたっぷり与えてあげることが重要です。
角質が取れ、肌は刺激に弱くなっている状態なので、紫外線ケアも忘れずしっかり行うようにしましょう。
産毛の濃さや伸びる速さには個人差がありますが、処理はだいたい2〜3週間に一回くらいの頻度で行うとよいでしょう。
ニキビなど肌トラブルを起こしているときや、日焼け直後、肌が敏感になりやすい月経前や月経中などはお手入れを控えるようにします。
正しい産毛のお手入れで、お肌になるべくダメージを与えずツヤ肌を目指しましょう。
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
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