化粧ののりが良くなるメイク前のマッサージ

カラダ2017.02.13(Mon) 22:00

化粧ののりが良くなるメイク前のマッサージ

空気が乾燥する冬は、お肌も水分が奪われて乾燥しがちになります。乾燥するだけでなく、寒さのせいで血行も悪くなって顔色も悪くなってしまいます。

それをメイクで無理にカバーしようとすると、ファンデーションが厚塗りになって、さらに肌が乾燥してしまうことも。

このような悪循環を断ち切るために、メイク前に効果的なマッサージを行いましょう。

血流が促されて顔色も良くなり、化粧ののりもアップして、肌のハリとツヤがよみがえり、クマやむくみも解消できます。

目の周り

マッサージをする際には、摩擦や刺激から肌を守るために、お湯で温めた手にマッサージクリームをたっぷりとって、顔から首にかけて塗っておきます。

@中指の腹を使って目の周りを目尻のほうからぐるっと1周させましょう。目尻に戻ったらそのまま耳の前を通ってフェイスラインに沿ってあごの先まで指をすべらせます。

目の周りは皮膚が薄くてデリケートなので、あまり力を入れ過ぎず、やさしく丁寧に行うようにしましょう。

こめかみと額

A中指と薬指の腹で、こめかみから髪の生え際まで引き上げるようにします。親指をあごの下あたりに当てて行うとよいでしょう。

B親指以外の4本の指を眉の上に当て、髪の生え際に向かって額を引き上げるように指を動かします。

頬骨

C中指と薬指を使って、頬骨の一番高いところからこめかみに向かって指をすべらせた後、フェイスラインに沿ってなでおろします。

D親指の付け根の部分で頬骨を押さえてぐっと力を入れ、そのまま耳の前まで手をすべらせます。

口と顎

E口の周りは、中指と薬指であごの下→口角→鼻の下と少し強めにプッシュしていきます。

F人差し指、中指、薬指であごをはさんで耳の下に向かって引き上げるようにします。

最後に

G最後に、中指と薬指で、耳の後ろから首筋を通って鎖骨の内側に向かってさすり下ろすようにします。これらは各々数回ずつくらい繰り返すと良いでしょう。

マッサージが終わったら、クリームを洗い流してホットタオルで少しお肌を休ませましょう。その後いつも通りのスキンケアを行います。

毎日少しずつでも続けることが大切。日々のスキンケアに取り入れ、”気持ちいい”と感じる程度の強さで継続していきましょう。

化粧ののりが良くなるメイク前のマッサージ|健康美人
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
健康美人の最新・注目記事をお届けします
松村圭子

by 松村圭子

成城松村クリニック院長