朝起きたらボサボサの寝ぐせにビックリ!直す時間がないから仕方なくそのまま出勤することに…。ヘアスタイルが決まっていないと、朝から何となくゆううつな気分になってしまいますね。寝ぐせはなぜついてしまうのでしょう?『寝ぐせがつきにくくなる方法』をご紹介します。
寝ぐせの原因の大半は…
寝ぐせの原因の大半は、髪を乾かさないで寝てしまうこと。髪に形がつくのは、湿った髪が乾く瞬間です。
夜に髪を洗った後、髪が十分に乾かないまま寝てしまうと、寝ている間に乱れたままで乾いてしまい、寝ぐせになってしまうのです。
寝ぐせが付きやすい髪質
頭にかいた寝汗が寝ぐせの原因になることも。また、髪と接触する枕カバーが摩擦を起こしやすい素材だと寝ぐせがつきやすくなります。
髪質によっても、寝ぐせが付きやすい人とそうでない人がいます。くせ毛で髪が太い人は、寝ぐせがつきやすいと言えます。
しっかり乾かす
寝ぐせを防ぐためには、髪をしっかり乾かしてから寝ることが大切。
タオルドライをしたあとは、ドライヤーで頭皮から毛先まで十分に乾かしましょう。髪が濡れた状態のまま枕とこすれると、髪のダメージにもつながります。
枕カバーは、コットンやシルクなど摩擦を起こしにくい素材のものにすると、ある程度寝ぐせを防ぐことができます。枕の端に髪が当たって寝ぐせがつくことがあるので、枕は柔らかめのものがよいでしょう。
帽子やシュシュも利用する
膨らんだ状態で寝ぐせが付く人は、帽子をかぶって寝ると髪のボリュームを抑えることができます。
ニット帽のようなタイプがおススメです。髪のからまりやもつれを防ぐためには、髪を束ねて寝てもよいでしょう。
普通のゴムでは束ねたあとが付きやすくなるので、シュシュなど柔らかい素材のもので束ねるようにします。
仰向け寝だと付きにくい
寝ぐせには、寝相も大きく関係しています。あっち向いたりこっち向いたりと何度も寝がえりを打ったり、動き回ったりすると髪と枕がこすれて寝ぐせがついてしまいます。
寝がえりは無意識のうちに行われているので仕方ありませんが、最初寝る時に仰向けの姿勢でいると、ある程度寝ぐせがつきにくくなります。
横向きで寝る習慣のある人は、仰向けで寝るようにするとよいでしょう。
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
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