肌トラブルや老化を招く原因に!肌のバリア機能を下げるNG習慣3つ

カラダ2018.12.08(Sat) 22:00

肌トラブルや老化を招く原因に!肌のバリア機能を下げるNG習慣3つ

バリア機能とは、紫外線や花粉、ウイルスなど外界の様々な刺激から肌を守ると同時に、肌内部に水分を保持する働きのこと。バリア機能が低下すると、乾燥や赤み、かゆみを引き起こしてしまいます。ここでは、バリア機能を低下させる日ごろのNG習慣をご紹介しましょう。

季節の変わり目に起こる肌の不調

カサカサ、ピリピリ、目元の小じわetc…。

敏感肌というほどではないけれど、最近肌の不調を感じることはありませんか?

夏から秋にかけての季節の変わり目に、一時的に肌の乾燥やかゆみなどの不調を感じる女性は少なくありません。

そして、湿度が急激に下がっていく10月から冬にかけては、一気に肌の水分が奪われていきます。

そうなると、肌表面の角層の水分量が低下して、潤いもバリア機能も低下してしまいます。

バリア機能とは、紫外線や花粉、ウイルスなど外界の様々な刺激から肌を守ると同時に、肌内部に水分を保持する働きのこと。

バリア機能が低下すると、刺激物質が侵入しやすくなって、肌内部の水分も奪われやすくなり、乾燥や赤み、かゆみを引き起こしてしまいます。

肌のバリア機能を下げるNG習慣@…過度なストレス

家事や仕事に忙しくて生活が不規則になったり、睡眠不足になってしまうなど、心身に過度にストレスがかかると自律神経のバランスが乱れて血行が悪くなったり、肌のターンオーバー(新陳代謝)が滞ってしまいます。

生活リズムを整え、心身をリラックスさせる時間をもつように心がけ、ストレスをためない工夫をしましょう。

肌のバリア機能を下げるNG習慣A…栄養のアンバランス

油抜きダイエット、ストイックな糖質制限などで食生活が偏ると、バリア機能を維持するために必要な栄養素を十分に摂取することができません。

たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂取するようにしましょう。

なかでも大切なのは、肌細胞の原料となるたんぱく質。

また、敬遠されがちな脂質も、バリア機能を担う「細胞間脂質」の重要な原料となるので、摂りすぎに注意して摂取するようにしましょう。

肌のバリア機能を下げるNG習慣B…誤ったスキンケア

夏を過ぎると日焼け止めを塗らなくなる、洗顔の際は汚れを落とすためにごしごしこするなど、誤ったスキンケアがバリア機能を低下させることも。

紫外線は冬でも室内でも降り注いでいます。

日焼け止めは“年中無休”で塗ることが大切です。

また、洗顔の際に肌をこすると、細胞間脂質などバリア機能を担う保湿因子が奪われてしまいます。

洗顔料をしっかり泡立てて、肌の上で転がすようにしてやさしく洗うようにしましょう。

いかがでしたか?

気温や湿度が下がる冬は、肌にとっては過酷な環境。

日ごろの生活習慣やスキンケアを見直して、ウルツヤ美肌を目指しましょう!

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松村圭子

by 松村圭子

成城松村クリニック院長