ココロとカラダの不調はどこから?自律神経の乱れ度チェック

カラダ2017.08.05(Sat) 22:00

ココロとカラダの不調はどこから?自律神経の乱れ度チェック

自律神経とは、心身共に興奮・活動モードにする「交感神経」と、リラックスモードにする「副交感神経」が、状況や環境にあわせて体内の様々な働きを調節する仕組み。

ココロとカラダが元気でいるための土台は、自律神経のバランスが整っていることです。ここではまず、自律神経の乱れ度や、乱れやすいライフスタイルをチェックしてみましょう。

自律神経の乱れ度・乱れやすいライフスタイルチェック

チェックリスト

  • 食事の時間が不規則だ
  • 朝食を食べないことが多い
  • イライラすることが多い
  • 寝つきが悪い
  • 寝る直前までスマホを使う
  • 朝起きても疲れやだるさがとれない
  • 運動不足だ
  • 緊張しやすい
  • ココロもカラダも休まるときがない
  • 仕事や人間関係で悩みがある

上のチェックリストで当てはまる数が多いほど要注意。自律神経の乱れでココロとカラダに不調をきたしてしまいます。

自律神経の乱れ対処法 @腸内環境を整える

自律神経と腸には密接な関係があり、腸内の状態が自律神経に影響を及ぼします。自律神経を整えるには、腸内環境を改善することが大切。

野菜や果物、きのこ類、海藻類などに豊富に含まれる食物繊維やヨーグルト、みそ、納豆などの発酵食品を意識して摂るようにして、腸内環境を整えましょう。

自律神経の乱れ対処法 A起床後、朝日を浴びる

日本人の体内時計の周期は約24時間10分。つまり実際の1日より10分長くなっています。この体内時計の遅れを放置していると”時差ボケ”状態になり、自律神経が乱れてしまいます。

そこで、このずれをリセットするのに最も手軽な方法が、朝日を浴びること。起きたらまずカーテンを開ける習慣をつけましょう。そして、しっかり朝食を食べればココロもカラダも活動モードに。

自律神経の乱れ対処法 B深呼吸

体の力を抜き、お腹を膨らませるイメージで鼻からゆっくり息を吸います。次に、お腹と背中がくっつくイメージで口からゆっくり息を吐きます。4秒かけて息を吸い、8秒かけて吐くようにします。これを2〜3分間繰り返しましょう。

息をゆっくり長く吐くことで副交感神経が優位になり、リラックスできます。

自律神経を整えて、ココロもカラダも不調知らずのハッピーな毎日を過ごしましょう!

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松村圭子

by 松村圭子

成城松村クリニック院長