乾燥でメイクがイマイチ!朝の5分でお肌がよみがえる緊急テクニック3つ

カラダ2017.12.26(Tue) 22:00

乾燥でメイクがイマイチ!朝の5分でお肌がよみがえる緊急テクニック3つ

お肌の乾燥が気になる季節がやってきました。年末に向けて、イベントやパーティに参加する機会も増える時期ですね。

「今夜のイベントは勝負!」という日の朝、肌が乾燥してカサカサ、メイクののりもイマイチ、なんてことになったら、テンションも下がってしまいます。

ここでは、そんなピンチの朝に効果的な緊急テクニックを3つご紹介しましょう。

テクニック @洗顔

肌の水分は、角質層の細胞間脂質、天然保湿因子、皮脂によって保たれており、これらがバリアの働きをしています。

クレンジングや洗顔をすると、これらが洗い流されて肌の水分保持力が低下してしまいます。

夜のクレンジングや洗顔で洗い流されても、寝ている間に補われるのですが、朝に洗顔剤を使って洗顔すると、せっかく回復したこれらの物質が、再度洗い流されてしまうので、乾燥が気になる場合は、朝は洗顔剤を使わず、ぬるま湯ですすぐ程度にしましょう。

また、乾燥肌に「摩擦」は大敵。ごしごしこすらず、なるべく短時間で済ませるようにします。

テクニック A保湿

化粧水や美容液などは、細胞間脂質の主成分であるセラミドや、天然保湿因子の主成分であるアミノ酸が配合されているものがおススメです。

特にセラミドは、細胞間脂質の約50%を占め、強力な水分保持力とバリア機能を持ちます。

セラミドは、油に溶けやすい性質があるので、セラミド配合化粧品は乳液タイプやクリームタイプ、どろっとしたテクスチャーのものがほとんどです。

水のようにさらっとしているタイプのものは、セラミドの配合量が少ないか、界面活性剤が多く使用されている可能性があるので注意が必要です。

テクニック Bワセリン

肌をしっかりコーティングして、水分の蒸発を防ぐワセリンは、副作用が少なく安全な成分なので、肌への刺激になりません。

乾燥がひどいときに安心して使用できますが、ワセリンは水分の蒸発を防ぐだけであって、水分保持力を高める効果はありません。

乾燥肌の根本的な改善にはならないので、あくまでも一時的な対処法として使用しましょう。

いかがでしたか?“勝負の日”に慌てないためにも、普段から「洗い過ぎ」「こすり過ぎ」に気をつけ、肌のターンオーバー(新陳代謝)を正常に保つように心がけましょう。

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松村圭子

by 松村圭子

成城松村クリニック院長