加齢とともに少しずつ増えてくるシワ。確かにシワは老化現象のひとつですが、加齢以外に、普段の何気ない習慣でシワを作っていることもあるのです。
ここでは、シワを作っているNG習慣についてご紹介しましょう。
パターン@喫煙
百害あって一利なしの喫煙。喫煙は体の健康だけでなく、肌にも悪影響を及ぼしてしまいます。
煙草を吸うことで大量に発生する活性酸素は、肌のハリ・ツヤの元となるコラーゲンにダメージを与え、シワを作ってしまいます。
パターンA糖質の過剰摂取
甘いスイーツやジュース、果物など糖質を過剰に摂取すると、糖質と体のタンパク質が結びついてAGEs(糖化最終生成物)という老化促進物質がたまっていきます。
AGEsが肌のコラーゲンにくっつくと、肌の弾力性や柔軟性が失われて、たるみやしわにつながってしまいます。
パターンB睡眠不足
美肌は夜寝ている間に作られます。深い睡眠が得られることで、肌のターンオーバー(新陳代謝)が促され、肌が生まれ変わるのです。
夜更かしは美肌の大敵。シワやシミなど肌トラブルを招いてしまいます。
パターンCうつぶせ寝
うつぶせ寝や枕に顔をうずめるような寝方はシワの元。長時間にわたって一部分だけに負荷がかかると、そこにシワができてしまうので注意が必要です。
パターンD下を向いてスマホを操作
下を向いての長時間のスマホ操作は、首シワの元。首や手のシワは思った以上に他人に見られているもの。また、首や手にシワが多いと実年齢よりも老けて見えてしまいます。
スマホはできるだけ目線の高さまで上げて操作するように心がけましょう。さらに、じっと目を凝らしてスマホ操作を続けていると、眉間のシワの元にもなるので注意が必要です。
パターンE頬杖
つい机に頬杖をつくクセがあると、両手ならまだしも片手の場合、頬杖をついた側の首にシワができやすくなってしまいます。
いかがでしたか?普段の何気ないクセでできてしまうシワ。生活習慣を見直して、若々しい美肌を維持しましょう。
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
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