バストの形が崩れる4つのNG習慣

カラダ2020.05.21(Thu) 18:00

バストの形が崩れる4つのNG習慣

美しいバストは常に女性の憧れ。若いころはキレイだったバストラインも、年齢とともに変化していくものですが、加齢以外にもバストを老化させる原因が日常生活の中に潜んでいることも。ここでは、バストの老化を加速させる原因となる4つのNG習慣をご紹介しましょう。

NG習慣@ 横向きやうつぶせで寝る

横向きで寝ると、下側の胸は圧迫され、上側の胸は重力で下方に引っ張られるので左右のバストの形がアンバランスになってしまうことも。

また、うつぶせで寝ると、自分の体重でバストが圧迫されて、胸の形が崩れてしまいます。胸に負担のかからない仰向け寝がベストですが、どうしても普段の寝方を変えるのが難しい場合は、サポート力のある夜用のブラジャーを着用するとよいでしょう。

NG習慣A 体に合わないブラジャーを着けている

乳腺と脂肪からなるバストは、クーパー靭帯というひも状の結合組織で支えられています。体に合わないブラジャーを着けていると、バストがしっかり固定されないため、日常の動作でも揺れやすくなってしまいます。その積み重ねで、クーパー靭帯が弾力性を失ったゴムのように伸びきってバストを支えられなくなり、バストラインの崩れにつながってしまいます。

年齢や体重の変化によっても変化するバストライン。ブラジャーを購入する際は、その都度きちんと採寸をしてもらって、体にフィットするブラジャーを選ぶようにしましょう。

NG習慣B 古いブラジャーを着けている

度重なる洗濯や着用によって、ストラップがゆるんだり、ワイヤーがゆがんだりしてブラジャーのサポート力が低下してきます。古いブラジャーは、体に合わないブラジャーを着けているのと同じこと。まめにチェックして、劣化してきたら体に合うブラジャーに買い替えましょう。

Cノーブラで過ごすことが多い

ブラジャーでバストを固定していないと、バスト自体の重さや揺れによってクーパー靭帯に負担がかかり、バストラインの崩れにつながってしまいます。特に、運動をする時などは、サポート力のあるスポーツブラを着用して、クーパー靭帯への負担を減らすようにしましょう。

いかがでしたか?バストの老化は年齢だけのせいではありません。普段はあまり意識していないちょっとしたことが、バストの老化の原因かも知れません。生活習慣を見直し、体に合ったブラジャーを着用することが大切です。

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松村圭子

by 松村圭子

成城松村クリニック院長