仕事を男性並みにバリバリこなし、言葉遣いや行動も男前になったのに加え、ひげ、あごのニキビ、体毛の増加etc…。 このような、“女性のオス化”が近年増えています。 あるによると、働く女性の約6割が「自分はオス化していると感じる」と答えたそうです。 こうしたオス化は、なぜ起こるのでしょうか?ここでは、急増中の“女性のオス化”の原因についてご紹介しましょう。
@ストレス
オス化の大きな原因は、ストレスによるホルモンバランスの乱れ。 女性にも男性ホルモンが少量分泌されているのですが、ストレスによって女性ホルモンが減ると、 相対的に男性ホルモンの作用が目立ってしまい、ひげや体毛、ニキビなどの原因になってしまうのです。
A不規則な生活
不規則な生活や睡眠不足などは、体の調子を整える自律神経の働きを乱してしまいます。 自律神経は女性ホルモンと密接な関係があるため、自律神経が乱れると女性ホルモンのバランスもつられて乱れてしまい、オス化につながってしまいます。
B加齢
女性らしさを司る女性ホルモンの分泌のピークは20代後半です。 30代後半から徐々に減り始め、40代後半で急激に減少します。 女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌低下とともに、肌や髪のハリ、つや、潤いも低下していきます。
C“オンナ”を忘れる
男性に交じって仕事をしていると、言葉遣いや行動、ファッションなどがつい男っぽくなることも。 オンナを忘れてしまうと、ファッションやメイクに気を遣わなくなったり、言葉遣いが乱暴になったり、ムダ毛の処理を怠ったりなど、“外見のオス化”が進行してしまいます。 加齢による女性ホルモンの低下は避けられませんが、過度なストレスや不規則な生活習慣がそれを加速させることも! 女らしさがなくなって、女性として見られなくなってしまうのは悲しいもの。 食事や睡眠など生活習慣を見直しながら、いつまでも女性であることを意識し、女らしさを放棄しないことが大切なのです。
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
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