遊び過ぎた夏にしたい肌レスキューケア6パターン

カラダ2014.08.24(Sun) 22:00

遊び過ぎた夏にしたい肌レスキューケア6パターン

エアコンや強い紫外線による乾燥、暑さによるストレス、ケア不足などで肌も夏バテしがち。夏は肌にとって過酷な季節です。気候が穏やかになる秋まで肌のダメージを引きずらないために、夏バテ肌のレスキュースキンケアを6パターンご紹介します。

@保湿

夏は皮脂や汗の分泌量が増えるので、一見肌が潤っていると勘違いして、さっぱり系の化粧水のみで済ませてしまう人も少なくないようですが、これはNG。美容液や乳液、クリームなどでしっかり保湿して水分が逃げるのを防ぎましょう。潤いを集中補給するには、シートマスクを使ってみても。

Aピーリング

ターンオーバー(肌の代謝)のリズムが乱れてごわつきやざらつき、くすみを感じるときは、ピーリングがおススメ。ピーリング剤やピーリング石鹸を使って、余分な角質をやさしく取り除いてあげましょう。ただし、ピーリングのあとは、紫外線などの刺激に弱くなっているので、UVケアは特に念入りに。

Bマッサージ

マッサージで血行を促進し、老廃物の排出を促しましょう。

  • @指の滑りをよくするためにクリームを塗ります。下あごの中心に両手の中指と薬指をあてて、軽く押さえながら両側の耳の下まで滑らせます。
  • A同様に、小鼻のわきから頬を引き上げるようにしながら、こめかみに向かって指を滑らせます。
  • B目頭を中指で押さえ、目の下のくぼみにそってこめかみまで滑らせ、こめかみを軽く押さえます。
  • @〜Bを3回程度繰り返してみましょう。

C食生活

肌の調子を整えるには、内側からのケアも大切です。シミやシワなど肌老化の原因の多くは、紫外線によって発生する活性酸素。活性酸素を抑えるために、抗酸化成分を豊富に含む食材をしっかり摂るようにしましょう。トマトに含まれるリコピン、鮭やいくらなどの色素成分であるアスタキサンチンは、肌ダメージの予防に特に効果的。肌の原料となるたんぱく質をしっかり摂ることも大切です。肉、魚、卵、乳製品、大豆などからバランス良く摂取しましょう。

D水分

肌の乾燥を防ぐには、内側からの水分補給も大切。冷たい飲み物は体を冷やして血行を悪くし、ターンオーバーも滞らせてしまいます。常温以上の飲み物を少しずつマメに摂るようにしましょう。

E入浴

夏はシャワーで済ませる人も多いようですが、代謝を上げ、ターンオーバーを整えるには、湯船につかるのがベター。少しぬるめのお湯にゆっくりつかって体を温めましょう。早めのレスキュースキンケアで、夏バテ肌を秋に持ち越さないようにしましょう。

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松村圭子

by 松村圭子

成城松村クリニック院長