“産みたいときに産める体“でいるために、普段から日常生活に気を配ったり、自分の体を知っておくことが大切です。妊娠しやすい体を作るためにしておきたい5つのことをご紹介します。
妊娠は女性の人生の一大イベント
女性の人生における一大イベントである「妊娠」。
森三中の大島美幸さんが、子作りに専念する”妊活“のため、仕事を休業することを発表しましたね。
妊活とは、妊娠をするために積極的な活動をすること。将来妊娠しやすくなるためのカラダ作りやライフスタイルを整えることです。
晩婚化が進む中、初産の年齢も上昇していますが、女性の体はそんな事情はおかまいなし。
卵子の老化も30代後半になると急速に進み、妊娠力が低下していきます。
「妊娠なんてまだ先の話」「自分は大丈夫」などと思わず、”産みたいときに産める体“でいるために、普段から日常生活に気を配ったり、自分の体を知っておくことが大切です。
ここでは、妊娠しやすい体を作るためにしておきたい5つのことをご紹介します。
@基礎体温を測る
妊娠の確率を高めるためには、排卵期を把握することが大切。
その大きなカギとなるのが基礎体温です。
基礎体温は、月経開始から排卵期までは低温期で、排卵後は高温期となります。
毎朝基礎体温を測定してグラフにすることで、排卵のタイミングを把握することができます。
A体を冷やさない
体温が低いと、卵巣の機能が低下するとともに、卵子の質も低下してしまいます。
エアコンで体を冷やさないよう注意し、入浴はシャワーで済ませずしっかり湯船につかって体を温めましょう。
B適度な運動をする
適度な運動をして、熱を生み出す筋肉を鍛えて冷えを防ぎましょう。
運動することで卵巣の血流もアップし、卵子の質の低下を防いでくれます。ウォーキングやヨガなどがおススメ。
C食生活を整える
甘いものを摂りすぎたり、肉類に偏った食事など、バランスを欠いた食生活は、卵子の状態を悪くしてしまう原因。
冷たい食べ物や飲み物も体を冷やしてしまうので注意が必要です。
また、細胞の酸化は老化を加速させ、もちろん卵子の老化にもつながります。
抗酸化成分を豊富に含む野菜、果物、魚介類などをバランスよく摂取するように心がけましょう。
Dストレスの少ない生活
過度なストレスがかかると、ホルモンバランスが乱れて月経不順や無排卵を引き起こしたり、自律神経の働きが乱れて冷え、肩こり、頭痛などの不調をきたすことも。
音楽を聴く、読書する、散歩するなど自分なりのストレス解消法を持っておくとよいですね。
産みたいときにすぐに妊娠できる体でいるために、普段から妊娠しやすい体作りを意識し、ライフスタイルを見直したり、自分の体の声に耳を傾けてみるとよいでしょう。
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
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