つい目が行きがちな鼻のテカりに拍車をかける5つの悪習慣をご紹介します。
気になる鼻のテカり
顔の中でも、皮脂を分泌する皮脂腺が特に多いのが「Tゾーン」といわれる額、鼻、あご。
朝はバッチリ決まっていたメイクも、時間とともに化粧が崩れたり、鼻がテカってしまうという人も多いのではないでしょうか。
鼻のテカりが気になって頻繁に化粧直しをすると、厚塗りになってかえって化粧崩れしやすくなってしまったり。
いろいろなスキンケアを試している人も多いようですが、誤ったケアを続けている人も少なくありません。
ここでは、つい目が行きがちな鼻のテカりに拍車をかける悪習慣をご紹介しましょう。
@洗顔のし過ぎ&ゴシゴシ洗い
テカりが気になって1日に何度も洗顔したり、皮脂を取るためにゴシゴシ洗うと、肌を守るために必要な油分までが取り除かれてしまい、それを補うためにさらに皮脂の分泌が活発になってテカりの原因になってしまいます。
洗いすぎには注意し、やさしく洗うように心がけましょう。
また、熱いお湯で洗うのも同様に、必要な皮脂まで取り除かれてしまうのでNG。
体温より少し低いくらいのぬるま湯でしっかりすすぎましょう。
Aオイルクレンジング
しっかり皮脂を落としたいがために、クレンジング剤はオイルタイプを選びがちですが、やはり皮脂の取り過ぎは逆効果。
クリームタイプかミルクタイプがおススメです。
Bあぶら取り紙で頻繁にお手入れ
あぶら取り紙では、皮脂が取れすぎて乾燥を招き、その後さらなる皮脂の分泌を促してしまうことも。
やり過ぎは禁物です。皮脂はティッシュでやさしく押さえるように取り除きましょう。
C動物性脂肪の摂りすぎ
肉類や卵などに含まれる動物性脂肪は、皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を活発にします。
食事は栄養が偏ることなくバランスを考え、皮脂分泌の調整をしてくれるビタミンB2(豆類、ナッツなど)やビタミンC(野菜、果物、イモ類など)をしっかり摂るようにしましょう。
Dストレスをためこむ
ストレスがかかると、皮脂腺を刺激する男性ホルモンの働きが活発になり、皮脂の分泌が促されます。
日々のストレスはうまく発散するように心がけましょう。
テカリの多くは、乾燥を防いで肌を守るという皮脂本来の働きをするために必要な皮脂量が少なくなってしまい、その働きを維持しようとしてかえって皮脂の分泌が過剰になってしまうのが原因。
正しいケアでテカり知らずのさらさら肌をキープしましょう。
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
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