肌のくすみに注意!室内での“かくれ日焼け”を防ぐ3つの心得

カラダ2021.08.26(Thu) 18:00

肌のくすみに注意!室内での“かくれ日焼け”を防ぐ3つの心得

肌のくすみの原因にもなってしまう室内での“かくれ日焼け”を防ぐ対策をご紹介します。

部屋の中でも油断禁物

強い日差しが降り注ぐこの季節。外出するときには日焼け止めクリームをしっかり塗り、帽子や日傘、サングラスなどで紫外線対策をバッチリ行っている人も多いことでしょう。

外出から帰って家の中に入れば、もう紫外線は入ってこないから安心、と思っていませんか?

これは大きな間違い。決してそうではありません。地表に降り注ぐ紫外線にはA波とB波がありますが、A波は薄いカーテンや窓ガラスを通して室内にまで入ってきてしまうのです。

直射日光の当たる屋外の紫外線量を100%としたら、日光が差す窓際で約80%、日の当たらない室内でも紫外線は空気中で反射したり散乱しているので約10%が入り込んでいるといわれています。

つまり、家の中でも油断しないで紫外線対策を行うことが大切なのです。

@遮光カーテン

手軽に屋内の紫外線対策として取り入れることができるのがカーテン。

UVカット加工がされているカーテンや遮光カーテンであれば紫外線の侵入を防ぐことができます。

寝室を遮光カーテンにすれば、ぐっすり眠っている明け方にうっかり日焼けしてしまうのを防ぐことができるでしょう。

AUVカットシート・フィルム

窓に紫外線をカットする加工が施されたシートやフィルムを貼って紫外線の侵入を防げば、休日に家の中で外の風景を楽しみながらのんびりしたいインドア派の人も安心。

透明度も高く、室内の明るさが損なわれることもありません。

B日焼け止め

室内にも容赦なく降り注ぐ紫外線。室内でも油断せず、日焼け止めでスキンケアを行いましょう。

日焼け止めには紫外線を防止する指数としてSPFとPAが表示されていますが、SPFはB波を防止する指数で、PAはA波を防止する指数を表しています。

PAには(+)から(++++)まであり、(+)の数が多いほどA波を防止する効果が高くなります。

室内に入ってくるA波を防止するには、なるべく(+)の数が多い日焼け止めを選ぶとよいでしょう。

肌老化を早めてしまう紫外線。屋外だけでなく室内でもしっかり対策を行って“かくれ日焼け”を防ぎましょう。

肌のくすみに注意!室内での“かくれ日焼け”を防ぐ3つの心得|健康美人
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
健康美人の最新・注目記事をお届けします
松村圭子

by 松村圭子

成城松村クリニック院長