食べてキレイになれるヨーグルトには、外側から塗っても効果的な成分がたっぷり含まれています!
ヨーグルトは食べても良し塗っても良し
腸内環境を整えることで便秘を改善したり、免疫力をアップしたり、肌をきれいにしてくれるヨーグルト。
食べてキレイになれるヨーグルトには、外側から塗っても効果的な成分がたっぷり含まれているのです。
ヨーグルトの乳酸菌が作り出す乳酸には、肌の角質をおだやかに取り除いて新陳代謝(ターンオーバー)を促す働きがあり、さらに保湿効果もあります。
また、シミの原因となるメラニンを作る酵素・チロシナーゼの産生を抑えてくれるので、美白効果も。まさに天然の美肌成分とも言えるヨーグルトを使ったスクラブとパックの方法をご紹介しましょう。
ヨーグルトスクラブ
ひじやひざ、かかとなど角質がたまって硬くなっている部分をツルツルに。
ヨーグルトに保湿効果のあるはちみつ、スクラブとして粗塩を加えます。まず、プレーンヨーグルト100gにはちみつ大さじ2分の1、粗塩大さじ2分の1を加えてスクラブを作ります。
スクラブをひじやひざ、かかとなど角質がたまりやすい部分に塗り、ざらざら感がなくなるまでやさしく円を描くようにマッサージします。
マッサージの後は、ぬるま湯で洗い流し、最後に化粧水とクリームなどでしっかり保湿しましょう。
ヨーグルトパック
気になる肌の乾燥やくすみには、血行改善とリラックス効果もあるホットパックを。
プレーンヨーグルト大さじ2に小麦粉小さじ1を加えて鍋に入れ、弱火にかけます。
ダマにならないようによく混ぜながら温めましょう。小麦粉の量は、好みのとろみの質感で調整してもOKです。
沸騰する前の、泡がふつふつする状態で全体にとろみがつくようになったら、火からおろしてはちみつ大さじ2分の1を加えてしっかり混ぜます。
少し冷ましたら、目の周りを除いた顔全体にはけや手で塗って10分程度パックします。ラップを使えば美肌成分がしっかり浸透してさらに効果的。ラップを使う場合は3分程度を目安に、顔の上下に分けて鼻をふさがないようにしてのせます。
最後にぬるま湯で洗い流しましょう。注意点としては、スクラブやパックを行っている時に肌がピリピリしてきたり、赤みが続くような場合は無理に行わないようにすること。
食べるだけでなく、肌表面からも働きかけてくれる美容成分豊富なヨーグルトで“ツルスベ肌”を目指しましょう。
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
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