夏に向けてツルツルの足裏を目指そう!足裏ケアを根本的に見直してみましょう。
ツルツル足裏を目指そう!
「足裏のガサガサやタコでサンダルが履けない!」そんな人は、足裏ケアを根本的に見直してみましょう。
ガサガサやタコなどの硬い部分をヤスリで削ればガサガサは減ります。しかし、それだけではツルツル素足にはまだまだ程遠いもの。
ヤスリで削る基本ケアにプラスのケアを取り入れてみましょう。
削りすぎはNG
入浴後の肌がやわらかくなった時に、ヤスリを使って硬い部分を削ります。ただし、削り過ぎは禁物。
周囲の部分よりも少し硬さが残るくらいで削るのをやめましょう。
ヤスリは、柄が付いたものだと手が傷つかないのでおススメです。硬い部分がない場合は、ヤスリは使わずスクラブでなでるのみにして、余分な角質を落としましょう。
ヤスリで削る場合は1カ月に1回程度、スクラブなら週に1回程度の頻度で行うとよいでしょう。
夏でもしっかり保湿
角質を取り除いた後は、クリームを塗って保湿します。特に乾燥しやすいかかとは念入りに塗りましょう。
保湿は、冬だけでなく夏でも必須です。素足でいることの多い夏は、かえって水分が奪われやすく、かかとがガサガサになりやすいのです。
マッサージも忘れずに
保湿の後は、手の親指を使って足裏をもんでマッサージしましょう。足の指は、1本ずつつけ根から指先にかけてほぐしていくようにします。
マッサージをすることで、血行が良くなってガサガサになりにくくなるのです。マッサージをした後は、靴下を履いて寝るとクリームが浸透しやすくなります。
タコができる原因
何度も同じ場所にタコができる場合は、足のアーチを補強するテーピングがオススメ。
アーチとは、足裏をドーム状に維持している骨と筋肉の構造のことで、これがつぶれてしまうと歩いたときの衝撃をうまく分散することができなくなります。
そうなると、足裏の一定の部分にばかり負荷がかかり、何度も同じ場所にタコができてしまうのです。
テーピングでタコを予防
5p幅程度のテーピング用テープを用意し、17〜18pの長さに切ります。
そして、両端を少し残して親指のつけ根から小指のつけ根にかけて足の甲を横切るように貼ります。
あまり力を入れずにそっと貼りましょう。次に、テープの両端をグッと足裏に巻き込んでいきます。
この時、足の親指側と小指側を内側に曲げてアーチを作るようにして貼ります。
まずは週末だけでも、寝ているときなど1日7〜8時間程度貼ったままにしておきましょう。
アーチを取り戻すことで、タコができにくくなるだけでなく、歩き疲れも予防できます。足裏ツルツルケアで、”魅力的な素足”を目指しましょう!
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
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