露出の多くなる季節です。ムダ毛のお手入れは、できていますか?男性は意外と見てますよ…。『正しいムダ毛処理の仕方』をご紹介します!
ワキの下編
伸びるスピードが早く、毛の生えている向きもバラバラ、しかも太いワキの下の毛は、ムダ毛の中でも最も悩まされる部分。
毛抜きで抜く場合は、まずお肌を清潔にし、蒸しタオルなどで温めて肌を柔らかくして、毛が抜けやすい状態にしておきます。
抜くときは、皮膚を手で伸ばして、毛の生えている方向にそって抜きます。
終わった後は、冷タオルで冷やしておきましょう。
誤ったケアをすると、毛が皮膚の中に埋もれた「埋没毛」になったり、肌がブツブツして鳥肌のようになってしまうので、注意が必要です。
ビキニライン
ビキニラインはワキの下同様、毛の生えている方向がバラバラでデリケートな部分。
誤った処理をすると、黒ずみや色素沈着を起こしてしまいます。
カミソリで処理する場合は、ヘッドが小さいものを使い、何度も同じ部分を剃らないように気をつけましょう。
また、ピンポイントで処理ができ、仕上がりがきれいな除毛剤を使ってもよいでしょう。
ただし、肌の弱い人やアレルギー体質の人には合わない可能性もあるので、事前に腕の内側など目立たない部分に塗ってみて、異常がないかどうかを確認する「パッチテスト」を必ず行いましょう。
ヒジ下・ヒザ下
季節を問わず気になるのがヒジ下、ヒザ下のムダ毛ですが、毛は細くて柔らかく、毛の生えている方向も一方向、肌も丈夫なのでケアがしやすい部分です。
あまりムダ毛が多くない場合は、脱色剤で目立たなくする方法がおススメ。
この場合も除毛剤同様、事前にパッチテストで異常がないかを確認しておきましょう。
脱毛テープを使う場合は、毛の流れにそって勢いよく一気にはがすようにします。
ムダ毛とともに、皮膚の角質も多少はがれてしまうので、終わった後はローションやクリームで保湿をしておきましょう。
本当は処理ってよくないの?
皮膚にダメージを与えやすいムダ毛の処理ですが、どんなに美しいスタイルでもムダ毛が目立ってしまっては台無し。
お肌になるべく負担のかからない正しいやりかたで行いましょう。
カミソリを使う場合は、切れ味の悪いものは避け、力を入れなくてもスムースに剃れるものを用いましょう。
剃る前には必ずシェービングローションやクリームを塗ります。
処理の後は、清潔な状態を保ち、日焼けなどの刺激は極力避けるようにしましょう。
正しいムダ毛の処理法とアフターケアで、肌への負担は減らすことができるのです。
by 松村圭子
成城松村クリニック院長
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