セクシャルマイノリティの認知度がじわじわ高まっている現在、アセクシャルとの言葉も浸透し始めています。でもまだまだ「初めて聞いた!」「知らない」と思う男女は多いもの。そこでこの記事ではアセクシャルの特徴やノンセクシャルとの違いなどを、まとめてお伝えしていきます。「恋人作りにも恋愛にも全く興味ない」と思っている女子は必見です♪ひょっとしたらあなたもアセクシャルかも!?
アセクシャルとは?
恋やに無縁なこと&人たち!
そもそもアセクシャル(Asexual)とは無性愛や無性愛者を指す言葉です。
アセクシャルの人たちは男性であれ女性であれ、異性に対して恋愛感情を持たず、もわきません。
このため無性愛、無性愛者などと言われています。
アロマンティック・アセクシャル(Aromantic Asexual)と呼ばれることもありますが、呼び方は異なっても、恋愛感情・とは無縁の人たちであることに変わりはありません。
ノンセクシャルとは?
に無縁なこと&人たち!
ノンセクシャル(Nonsexual)とは非性愛、非性愛者を指しています。
このノンセクシャルの人たちは異性に対して恋愛感情を抱きます。でも性的欲求は持ちません。
だから男性であれ、女性であれ、非性愛者たちは「恋愛は大丈夫だけれど、は無理・・・・」というわけです。
アセクシャル、ノンセクシャルともにセクシャルマイノリティ(性的少数者)に属し、日本にもわずか数%しかいない、とされています。
両者の違いと特徴とは?
ノンセクシャルは恋愛OKという違いアリ!
アセクシャルとノンセクシャルの人たちの違いはシンプルです。
アセクシャルは恋にもにも興味がありません。もしくは「苦手」と感じています。
ノンセクシャルは恋はOK、でもには興味がありません。あるいは「は苦手」と思っています。
つまりノンセクシャルは恋はOKで、アセクシャルはどちらも無理なのです。
両者の一番の違いと特徴はまさにこの点です。
次からは無性愛者(アセクシャル)の人たちの特徴を、もう少し詳しくお伝えしていきます♡
ドキドキや胸キュンがない
アセクシャルは頭では分かっているけれど・・・・
セクシュアルマジョリティ(性的多数派)の男女は好きな人ができると、相手の些細な仕草にキュンとしたり、ドキドキしたりするもの♡
デートをしたなら相手にますますのめり込み、「この人について、もっと知りたい!」なんて真剣に思ってしまうことも珍しくありません♪
でもアセクシャルの男女は逆。
他人のどんな仕草にも、また言葉にもキュンとしないし、ドキドキもありません。相手がとても親しい人であれ、「好き」「付き合って」と言われてもピンとこず、「なんで?!」などと考えます。
「恋するとドキドキしたり、キュンとしたりするもの」「恋愛は男性と女性の間で、ごく自然に発生するもの」と、彼らは頭では分かってはいるのですが、いざ素敵な人が現れても、体と脳が反応せず、多数派の人たちのように自然に恋愛関係に移行する、との流れにはなりません。
性的な興奮がない
高スペックな異性に出会っても何も感じない!
性的多数派の人たちは愛する人、とても魅力的な外見の人に対しては、ごく自然に性的な関係になることを望みます。
一方、アセクシャルの男女は相手がどんな人であれ、がわきません。
性的な魅力をふりまく異性に出会っても、世間ではハイスペックとか申し分ない人とか言われている相手に出会ったとしても、頭も心もピンとこないので、性的な興奮も起こりません。
・・・・とはいえアセクシャルの男女が決して恋ももできない、というわけではありません。
とても気の合うパートナーと巡り合うなどして、恋愛やを楽しめるようになった非性愛者もいるもよう♡
恋バナや恋愛小説に熱中できない
理解や共感ができないゆえに!
恋愛やドキドキ、胸キュンの知識はあっても、心や体がついてこないアセクシャルの男性・女性にとって、友達や同僚たちから聞かされる恋バナ、あるいは恋愛小説、映画などは、あくまで他人事。熱中できません。
頭では「素敵な恋愛をしているのだな」「友達は彼氏にフラれて悲しんでいるんだな」等と分かるのですが、自分はそのようなものとは無縁なので、きちんと相手を理解し、共感することができず、どうしても相手の話や作品のなかに入り込めないからです。
ただし先にお伝えした通り、非性愛者の中にも、恋愛やを楽しめるようになったタイプがいます。彼らは性的多数派と同じ、恋バナにも恋愛系の作品にも熱中できるようです。
だけどそれ以外の非性愛者は恋愛話しを聞き流したり、作品をあくまで他人事として楽しんだりしています。
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